倉敷川畔に佇んで、
柳を眺めながらゆらゆらと、
これから如何にして美観地区を巡っていくか
相談を始めるオッサン達。
自分としては、前回やって来た時に廻り切れなかった
「倉敷考古館」「倉敷市立美術館」「倉敷市立自然史博物館」等々のハコモノ巡りや、
見学できるようになった大原家住宅や新たにオープンした新児島館、
勿論大原美術館も見ときたい。と、候補地多すぎ問題発生中である。
しかもご覧、
倉敷民芸館と日本郷土玩具館の間には、なんだか新しい施設もできとるんだよね。
7年ぶりの倉敷は、前回観光時から色々と変わった場所も多くあるようで、
そこらへんもじっくりたっぷりと見ていきたい所存。
(古さと新しさが無理くり混在してるこの謎のオシャレスポットは
きび美ミュージアムという施設でした)
ただなぁ…。前回一緒に行った舞鶴旅行では、
もうそれは酷い位にハコモノ巡りにつき合わせちゃったもんだから、
今回は多少は自重せんといかんと考えてるんよねぇ。
しかも旅の相棒は倉敷が初めてときたもんだ。
ってことで、とりあえずは地図を見せながら、
ここはこんなんで、こっちはこんなとこよ。おすすめはここかなぁ
なんて相棒が興味を持ちそうな場所をピックアップして紹介してみた。
勿論、うまい事自分の行きたい場所へ誘導しつつだ←悪人
プレゼンの結果、彼が興味を示したのは…
まさかの「いがらしゆみこ美術館」でした。
鉄道に建築、地図に地下ドルその他もろもろ、色々趣味が多い友人だとは知っていたけど、
少女漫画もジャンルの一つだったとは恐れ入ったぜ。
でもまぁ「いがらしゆみこ美術館」は
かなりの面白スポットであることは間違いないので、
どんな場所なのか、そしてオッサン一人で入るにはどれほどハードルが高い場所か、
館内のお客さんはほぼ女性のみなんだぜという事をニヤニヤしながら伝えてあげると…
「まじかよ!そんなに難易度高いの?ってか、君は入らないのか?」
とまさかの質問が返ってきた。
へ?こいつ俺が一緒に入ると思ってたのか?w
ハハハ!なに甘ったれたこと言ってんのよ。
こういうところは一人でアウェー感味わいながら見て回るのが楽しいのじゃないか。
それに、ワイは前回たっぷり味わったから別にええんやで。
ってか、本音としては、
彼一人いがらしゆみこ美術館を見学している間に
すぐ近くにあるずっと見に行きたいと思っていたある場所に行こうと考えていたのだ。
そう、自由時間を作って、お互い気兼ねなく倉敷を満喫できるという秘策である。
いがらしゆみこ美術館に向かう道中、
折角なので倉敷が誇る珍スポを相棒に紹介してみた。
(きび美ミュージアムに寄ってみたかったが…コイツめ!
完全にスルーしてさっさと通り過ぎやがったため入れませんでした)
まずは勿論、例の青いアレを見に行きます。
な、なんとスライムたちが…
そう、倉敷名物デニムまんだ。
うほー!相変わらずの青さw
何気に青色は食欲減退食と書かれているのがじわじわ来るね!
飲み物系はどれも美味しそうに見えるのが不思議である。
とりあえず相棒に食べてもらおうとしたのだが
「いや、暑いし…」と拒否られた。
本日、思いっきりの猛暑日。気温は35度オーバーなのにまだ昼前。
これ、さすがにホッカホカのまんは食べられないよ…。
と、今回も食べることは能わずでした。
そうそう、この奥にあった星野仙一記念館ですが
ニュースになっていたように閉館してました。いい記念館だったなぁ。
かつての様子はコチラ
![](https://haizinryokousya.com/wp-content/uploads/2018/06/hoshinokinenkan-6.jpg)
デニムストリートを出て倉敷川を渡り、アイビースクエアの方へ向かいます。
途中の桃太郎のからくり博物館は相棒が興味を全く示さなかったので
そのままスルーでした(おもろいのに!)
貯金箱博物館の屋根の上に居る、
ビクター犬クン達の変わらぬメランコリックな表情を堪能した後は
アイビースクエアの入口方面へ向かいます。
前回訪問時の中の様子はこちらでどうぞ
![](https://haizinryokousya.com/wp-content/uploads/2019/05/tyokinbako-1.jpg)
![](https://haizinryokousya.com/wp-content/uploads/2018/02/kurashiki-dogmuseum-3.jpg)
アイビースクエア東側に出ると、いがらしゆみこ美術館まではもう少し。
そのまま道を北上していくと…着いた!
いがらしゆみこ美術館に到着です!
このど派手でメルヘンチックな外観を見てひるむ相棒K氏。
「これは想像以上やわ…」と絶句。
既に館内はお客さんでいっぱいらしく、ひっきりなしに人が出入りしています。
そして客層はみた感じやはり女性が8~9割がたの様子。
そういえば前と比べて外観が少し変わったよなぁ。
確かガラス張りだったっけか。中の様子がうかがえたはずなんだが。
(どうやら増設された部分はカフェになっておる模様
公式サイト プリンセスカフェ を見てみたら…これは乙女度が凄い!
貴婦人方に囲まれながらお茶したい。)
とりあえず互いの自由時間は見学時間を考えて1時間に決め、
(もっと多くてもいいのに。それならあそこにあそこと…)
待ち合わせ場所は僕がこれから行く施設の前という事になりました。
そうそう、以前に入ったいがらしゆみこ美術館はこんな感じ
![](https://haizinryokousya.com/wp-content/uploads/2017/04/kurashikiigarashi-1.jpg)
んではそろそろ UKIYO-E KURASHIKI 国芳館 へ向かいます。
(令和四年8月訪問)
いがらしゆみこ美術館 公式サイト
入館料 大人600円
開館時間 10:00~17:00
休館日 年中無休
倉敷貯金箱博物館 倉敷観光WEBの紹介ページ
入館料 大人300円
開館時間 10:30~17:00
休館日 木
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