ピコ太郎に直虎様、藤井聡太四段のマネキンも!平成29年度「大垣内立山祭」~前編~(奈良)

間違えて入れてしまった用事をなんとか昼の内に済ませ、
夕刻、慌てて近鉄南大阪線・青山町行き急行に乗り込んだ。

これから向かう「大垣内立山祭」の最寄り駅である
近鉄大和高田駅までは凡そ30分程。
祭の本番は夜なので(夜にイベントがいっぱいあるよと昨年見に行った時に教えてもらいました)
「まだあわてるような時間じゃない」んだけど、
時事ネタをふんだんに取り入れた、
リアルなマネキンを使ったジオラマの数々が飾られる奇祭の事を思うと
心が逸ってもう居ても立っても居られないのである。

…まだかな、まだかな。
と子供の様に足をバタバタさせ、座席で悶々としている内に
何時の間にか大和高田駅に到着だ(急行速い!)。

駅前バスロータリーで竹取公園(←ここもなかなかのヘンテコスポット)方面行の
バスに乗り換え10数分。

着いた一年振りの大垣内の街は西日に染まって情緒たっぷり!
出店が有る細い路地はお祭りを楽しみに来た子供達で溢れかえっていた。
…んー、これぞ夏祭りって感じだ。いいなぁ~この雰囲気。大好きだ!
ノスタルジックな気分にたっぷりと包まれる僕

んでは、そろそろ行きますか!
まずは寺の方へ向かって(バス停からは西側。↑の写真の子供達でいっぱいの方向)
進んで行きます。

「今年はどんな立山が飾られてるんだろ?」
 と、バス停から移動してすぐ、昨年はアンパンマン軍団を飾っていた
右手にあるお宅を覗いてみると… (昨年の大垣内立山祭の様子はこちらでどうぞ

PPAP!!!

うおぉぉぅ!今年一発目は奈良公園をバックに踊るピコ太郎なのか!!!
足をクネッと曲げた躍動感あふれるポージング!こ、これはスバラシイ!

 

そしてそして、どことなくインド映画のスターのようにも見えるピコ太郎の横に居たのが
奈良の誇る大スターせんとくん(あっさり風味)と広陵町のゆるキャラかぐやちゃん。
…な、何このカオスな空間は!?
(それにしてもピコ太郎の存在感がスゴイ)

今年の大垣内立山祭もすげぇ…。と眩暈を覚えつつ
いろんな角度でピコ太郎を見ていると、何やら張り紙がしてあるのを発見。
お!これは祭のマップではありませんか。これは助かる!
(前回は地元の方に全部の立山の場所を教えてもらいました。)

えー、なになに。ピコ太郎に…直虎だって!?おおおおお!これは楽しみやで!
って、いかんいかん。これはいわゆるネタバレや!先に展示内容を全部知ってしまったら、
こんなのあるんだ!って初見のビックリが味わえないぞ。
とりあえず、場所だけ覚えておこう。
えーっと、10ヶ所あって今いる場所が2番なのか。ピコ太郎は一番最初の場所じゃなかったんやね。
まずはこっから近い事だし1番の方へ行ってみますか。と移動開始。

 

昨年お世話になった自動販売機(えげつないほど暑かったのよ!)が置いてある駄菓子屋さんの角を、
1番のお宅がある北の方へ折れると9番ガレージ展示の前へ到着。

ガレージ展示か。どんなんだろう…と覗いてみると、

そこにはちっちゃなお人形さん達が飾られておりました。

大垣内に住む人が製作したお人形さん達。
かぐや姫さんはとても美しかったです。
ちなみに、あたしと一緒に並んで見学していた子供ちゃん達は
口々に「怖い。」「怖い。」って言ってました。まぁなんとなくその気持ちはわかるぞ。

9番見学後はそのまま北へ進み、角を東へ曲がった先の1番地点のお宅へ移動。
ここは確か直虎だったよね。さぁこちらは?とわくわくしながら覗いてみますと…

おお!あのおかっぱ頭は直虎さんや。柴咲コウちゃんや!
(とか言いながら、実は直虎見てないんでよう知りませぬ)
なんかかっちょいいな!

直虎様は乃木坂の生駒ちゃんに似てて可愛かったです!

こちらは虎松くん。後の井伊直政公である。
個人的感想なんですが、顔が中学時代の同級生F永君にとても似ていたので
ちょっとイラッとしました。ラオウの様なポーズもイラッ☆を加速させるネ。

置いてあった説明によれば、この場面は…
~寺で五目並べに負け、不貞腐れて帰ってきた虎松を一喝する直虎のシーン~との事。
嗚呼!ドラマみとけばよかった。

 

ふぅ~。まだちょっとしか見ていない段階でこの満足感。充実感。
おもろいわ~!今年もおもろいわ~。大垣内立山祭、最高や!
と鼻息荒く次の場所へ移動開始だ!

来た道を戻り、駄菓子屋さんの角を今度は西へ進む。

細まった路地に出ている屋台を覗き見ながら坂道をとことこ登って行きますぞ。
次に向かうは大垣内立山祭の中心場所。専光寺の地蔵堂さんです。
まだまだ時間は早めですので出店周りはそれほど混雑しておりませぬな。

 

3番地点、メイン場所の旧公民館に着いたで~。
…お!身を乗り出して部屋を覗きこむ人達。一体何が飾られてるんやろ?
とすぐさま見に行きますと、なんかいっぱいいるーーー!

ここの立山のテーマは、朝の連ドラの「べっぴんさん」。
…うん。これまたまったく見た事が無いのでわかりませぬぬぬぬぬぬぬぬぬ。ちょっと悔しい。

でもストーリーはわからなくたって、ジオラマの作り込み具合のすばらしさはわかるのだ。
昨年の首脳会談ジオラマにもあった、糸を引っ張ると仕掛けが動くというギミックも健在。
(糸を引っ張るたびにくまちゃんが空中を上下していました)
子供ちゃん達だけでなく、オジサン方も楽しそうに引っ張ってらっしゃいましたわ。

 

専光寺を出た後は更に坂道を登って行きます。
(そうそう、道の両脇に置いてある竹筒は夜になると明かりがつくやつです。きっと綺麗だろうなぁ)

…ん?

なんかおるで?しかも動いてますやん!?
あれは一体???
と、駆け足で近づいてみると…

こ、こいつ…動くぞ!
な、マリオでした!
もうねぇ、ガッシャンガッシャン動くのよ。これが凄いのなんのって。
ちなみにこのマリオを展示しているお家の方は、昨年は動くくまモンを作られてました。
あれも凄かったなぁ!

動くマリオを見学後はそのまま坂道を更にずんずん進んでいきますと、
8番地点が現れた!

8番で飾られていたのは風神雷神図屏風から風神雷神。
そしてなぜか一緒にあるのが西遊記ご一行の人形だ。

独特のタッチがいいっすなぁ。猪八戒のエロが滲み出た表情なんてじわじわ来ます。

そのまま厳島神社さんの横の道を上がった先にあるのが5番地点。
丁度この辺りは坂のてっぺん近くで、夕陽が沈むのを見るのにベストな場所でした。
しばらく夕焼けを観賞してから5番のお家へゴー。

ふぁっ!ここの立山は藤井聡太四段なのか!?
窓から見える感じからすると、対局中のジオラマ!?

中へ入ってみますと…おお!完成度がスゴイ!
将棋を指す手の表情がとても人形とは思えんですな。

近くには藤井四段の新聞記事も置いてありましたよ。

こちらは対戦相手の棋士。
お茶とおしぼりがいい仕事しております。

記録係りさん。

そしてお待ちかね!藤井聡太四段。ぼさぼさの髪型がらしいですなぁ。
藤井四段の持ち物と言えば!な、リュックも置いてあるのがイイネ!)

ただ、顔が勝負師と言うより少女漫画の主人公みたいだったのがヘンテコな感じだ。

次回、大垣内立山祭後編。

 

(平成29年8月訪問)

大垣内立山祭 大垣内立山まつりのfacebook
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ いろんなネタがちりばめられてて楽しすぎます
ヘンテコ度 ☆☆☆☆☆ ヘンテコ!

開催日 毎年8月24日

 

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