修復完成記念で特別公開していた二条城東大手門櫓に入ってみた。(京都)

凡そ京セラドーム7~8個分がすっぽりとおさまってしまう
広大な敷地の二条城を見学していると、いつしか2時間近く経っていた。

…ふへぇ。やっとこさ入り口まで戻ってこれたけど、
二条城広すぎやわー。歩きっぱなしでもうへとへとやで。
(腰を一つポンと叩いて)それじゃ気合を入れ直して、次の場所に向かいますか…
って、おおぅ!大事な事を忘れてた!

そう、二条城内まだ見学していない場所が残っておったのです。

それはこの二条城入口でもあり出口でもある東大手門。
この時、修復完成記念で櫓が特別公開されていたのです。

…あぶねぇあぶねぇ。すっかり忘れてた。
えーっと、チケットチケット…、ってまだ買ってなかったわ。

すぐさま大手門の前に建つ案内所へ行って、
見た目厳ついけれどすこぶるやさしかったオジサンから入場券を購入。

 

チケットを手に、工事現場感たっぷりと溢れる東大手門の櫓へつながる通を登って行きますと…

櫓の入口部分に到着。
では入りまっせ~

櫓の中はがら空きかと思いきや(真夏真っ只中で間違いなく暑いでしょうから)、
意外と見学客で賑わっておりました。

なかなか貴重な体験をしているようだと、パネル展示の説明書きを見て初めて実感。
いいタイミングで二条城へ来たようだ。

入り口入ってすぐの場所に展示されていた鯱。
かっこいい。

櫓の中から入口の方をパシャリ。

 

二条城内と城外をお侍さん気分で覗いてみた。
外側からだと櫓の中の様子は全然わからんけど、こっち側からだとよう見えますな。←当たり前

扇風機が置いて有ったものの、櫓内はかなりの暑さでした。
こんだけ暑いと係りのオジサンも大変だなぁとちょっとずれた感想をもって見学終了です。

東大手門櫓を出て、続いて向かいますのが東南隅櫓。
こちらも東大手門と同じく重要文化財指定。

 

こちらでは僕以外に見学者が居なかったので、貸し切り状態。
そのお蔭で係りの方の説明を独り占めできました。

係りの方の説明の中で面白かったのが、
写真だと右側の出っ張った部分、出窓(?)についてのお話。

 

石落としがついたこの出窓には、
横側にも窓がついていて全方向に攻撃が出来るようになっているのですが、
この窓から鳩が入ってきてしまってそれはもう大騒ぎになってしまったとの事です。

 

おまけ。
二条城の外側から見た東南隅櫓はこんな感じ。

大政奉還の舞台「元離宮二条城」はお侍さん人形展示のパラダイスなのだ!(京都)
肩で風切り御池通を西へ西へと歩く。 気分はちょっぴり幕末の志士である。いやこの風体(いつものお決まりよれよれジャージ姿)だと いいとこただの素浪人かな。 ~東山三十六峰草木も眠る丑三つ時。響き渡るぞ剣戟の音! きぃえー!今宵...
キラッキラの障壁画を間近で観賞!二条城「展示・収蔵館」(京都)
長い長い二条城見学ルート(ガッツリ見て回れば二条城内、凡そ2~3キロ程歩く事になります) のトリを飾るのが、こちらの「築城400年記念 展示・収蔵館」。 二条城築城400年を記念して建てられたこの施設では、 二の丸御殿の障...

 

(平成29年7月訪問)

二条城東大手門櫓(特別公開) 二条城公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆★★ 400円は特別公開にしては安い!
ヘンテコ度 ★★★★★ 特にヘンテコ要素は無し

入場料 大人400円 (二条城入城料とは別)
入場時間 8:45~17:00(入場は16:30まで)
特別公開期間 3月4日~7月31日(東大手門のみ9月30日まで延長。入場料300円。入場は16:00まで)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました