ご覧頂きたい。
こちら、清水寺の本堂へ入る前の様子。
青空も見えて、実に良いお天気ですな。
そしてこちらが、本堂内拝観後の様子なんですが
…たった10分くらいしか経ってないのに、えらい変わり様やで!
冬の京都。
念願だった清水寺雪景色を無事見る事が出来たものの、
ここまでやれとは言ってない!
と猛吹雪の中で絶叫するはめになった、
雪の中、世界遺産・清水寺を拝観してきたお話のはじまりはじまり~。
天気も少しは良くなったとはいえ、朝から降り続いていた雪のせいもあってか(めちゃ寒い)
清水寺名物・修学旅行生なんてほとんど見かけないよなぁ。
…なんて間抜けな勘違いをしながら茶碗坂を上がって行きますと
(京都がテーマの旅番組なんかで絶対に映る清水坂と、茶碗坂をすっかり勘違いしていたのよ!
そら焼き物のお店ばっかりで土産物屋さんなんかあらへんはずやわ。八ッ橋屋さんどこー!)
坂の突当りに屋根に積もった雪も美しい、まるでホワイトチョコケーキの様な三重塔がバッチリ見えました。
…うおおおおお!
これは一気にテンションが上がりますなー。
雪景色の清水さんを見に京都へ来たものの、着いた途端にすっかり天気が良くなってしまったので
他の場所に変えようかなぁなんて一度は思ったのですが…
(だって、天気が良い→人が増える→残ってた雪も溶ける&人多すぎて見学しにくい、というコンボ!)
これは初志貫徹で見に来て良かったぞう!と、あっという間にホクホク気分である。
清水寺到着!
いやぁ、これは実に良い眺め。朱と蒼と白。
むしろ晴れて良かったんじゃと思える素晴らしき眺めである。
ただ、恐れていた通り、人!人!人!
人だらけなのがつらい(人混み苦手よー)。
何回も来ている割にはほとんど覚えていない清水さん(ナゼダ!)。
前に来たのは…いつだったけかな?あれは確か、「ぐるぅぷでぇと」の中に放り込まれて
無理やり京都を案内させられたんだったよな(京都検定保持者&旅好きって事で白羽の矢)。…わしゃ呂凱か!
そのくせ、何故か俺の意見は全部却下され、行き先全部勝手に決められて、俺が来た意味ある?ってなったんだよな。
…蘇る苦々しき記憶!それを胸の奥に再び封じ込め、さっさと階段を上って振り返ってみると、
おおぅ!これまた良い眺めや!と真っ白な東山界隈にウットリとするのでありました。
その後、本堂の方へ進んで行きますと、まずは随求堂に到着です。
随求堂ではお堂の下の暗闇の中を進む「胎内巡り」を体験できるのですが…
ちょっと人が多すぎて(行列出来とる)今回は断念せざるを得ない。
三重塔の横を抜け、受付で拝観券を購入。
さぁいよいよ本堂&清水の舞台へ!
お参りを済ませた後、へっぴり腰で舞台の方へ行ったり、
遠くに見える子安堂を眺めたりと、久方ぶりの清水寺をたっぷりと満喫です。
んんんでは、清水寺を撮るならココ!ってな場所から記念撮影でもしますかのぅ~と、
本堂を出て御朱印を頂いていると…あれれ?また雪が降って来たぞ。
…こりゃぁ雪が舞ういい感じの清水寺が撮れるかも!?
なんてウキウキしながら、観光客皆が皆、必ず撮影するポイントに向かいますと…。
嘘でしょ!?
先程までの青空は一体?
清水寺へ入ってまだ10分程しか経っていないのにこの変わり様。
秋空や恋する乙女以上の移り気具合にはビックリである。
…ま、まぁでも、こういう景色を見に来たんだから丁度良かったよね。
と、寒さに耐えながら記念撮影をしていますと、うへぇ。
どんどん吹雪いてくるやんけ!
こうなって…
子安堂に着いた時には最早こんな状態に!
風も強く、まともに真っ直ぐ歩けない程でした。
雪景色を見たかったけど、誰もここまで吹雪けとは思ってない!
…這う這うの体で坂道を下りて玉出の滝まで出ますと、
茶店がとても風流な感じになっていましたよぅ。
雪を見ながら暖かい蕎麦。いやいやここは熱燗ですかな…。
体も冷え冷えだし、小腹も空いているし…。
と、何時の間にか、ふらふら~っと茶店に吸い寄せられる僕。
だったのですが、残念な事に茶店は満員だったのです。
外のお座敷も満員。無念…。
玉出の滝はこの雪の中でも行列が出来ておったので、こちらも眺めるだけで断念。また来ようっと。
下から見上げる清水の舞台は威容を誇り、たっぷり楽しめた清水寺拝観でした。
ふぃー。しかし酷い雪やで…と舞台下から出口へ向かって歩いて行くと、
えっ?もう晴れて来た!?
そうです。そうなんです。丁度境内を出る事にはいいお天気になっておりましたとさ。
次は~建仁寺~、建仁寺~
(平成29年1月訪問)
清水寺 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ さすがは超A級スポット。
ヘンテコ度 ★★★★★ どこにもヘンテコさは見当たらない。
拝観料 大人400円
拝観時間 季節ごとに時間が変わるので、公式サイトにて要確認。夜間拝観も有るよ!
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