廃人旅行舎グダグダ旅行記

ハコモノ巡りとマネキンジオラマの記録帳

マネキン案山子だらけの町「安堵町」。町役場の守衛さんもマネキンさんッ!?(奈良)

time 2018/04/28

GWを目前に控えた四月下旬。
電車に乗ってえっちらほっちらやって来たのはJR法隆寺駅でございます。

ええ、これから向かうのは勿論、世界遺産・法隆寺!
でーはーなくてー、
かの聖徳太子が明日香から法隆寺へ向かわれた際に
もう少しで着くなぁとホッと安堵された事から名が付いた(諸説あり)
お隣の安堵町という所なんですが…
何でもその安堵町、聞くところによれば
町のあちらこちらにマネキン(案山子)が乱立する、
なんとも奇妙奇天烈な光景が広がっとる町らしいのです!

町を彩る(?)マネキン案山子は、今もその数をどんどん増やし続けており、
なんとッ!ミレーの落穂ひろいを再現したジオラマ案山子まであるとかないとか!?
…うおおおお!こ、これは間違いなくオモシロイやつですやん!

 

1 はじめのはじめの第一歩は、観光案内所にて情報収集だ。

法隆寺駅に到着後、まず最初に向かったのは駅構内にある観光案内所。
下車する観光客のほとんど(どころか100%?)が、
間違いなく法隆寺に向かうであろうこの駅の観光案内所に、
果たして安堵町(というか法隆寺以外)の地図やパンフなんてものが
置いてあるのだろうか?と思いつつも、ダメもとで行ってみると…。

「あら~!法隆寺じゃなくて安堵町?マネキン…ですか?
最近、ちらほら安堵町へ行く方がお見えになるんですよね。
ちょっと待ってくださいね…。あったあった。」
とここでまさかの安堵町の観光案内パンフをゲットです。
これはありがたやっ!

早速、説明を聞きながら頂いたパンフをパラパラめくってみると…
なになに、鉄道関連の史跡に重文指定の住居とな!?
こ、これは、興味を惹かれるものだらけですやん!
それに表紙に書かれている「あかりのまち」ってのもかなりのキニナルワードだよなー。
(ろうそくの灯芯作りが安堵町の伝統産業なんですって。だから「あかりのまち」)

…だけどーだけどー!
肝心要、一番知りたかったマネキンについては、
観光パンフにはこれっぽっちも載ってなかったというね(マネキンが増えだしたのは最近だからか)。
ってことで、今回のマネキン見物、安堵町のどこにどんなのが置かれているのか
ほとんどわからない状態で
巡る事になっちゃいました。

…果たして無事全てのマネキン案山子を見つける事ができるのだろうか!?

まぁ、安堵町は日本で三番目に小さい町らしいんで、
いざとなりゃ、ぐるぐるひたすら町の中を走り回っちゃうだけのことね!
だから、きっと大丈夫!(byバファローズ西)。

お姉さんに駅から安堵町までの道順を地図に書きこんでもらい、
さぁ!いよいよ出発です。

 

2 富本憲吉生誕の地・安堵町

町境に着くと、そこにどーんっと立っていたのが
こちらの案内看板(?)。
えーなになに…、近代陶芸の巨匠・富本憲吉生誕地ですって!?
おお!富本憲吉!民藝の大家ですやん!
(美術館でよく出会う富本憲吉先生。民藝が解らず苦手な僕にとっては忘れる事の出来ない名前だ)

富本憲吉の出身地は安堵町やったんやねー。
…ってことは、民藝関連の施設もたくさんあるのかな?

まずはじっくり観光マップを確認だ。

うーむ、カラフルな上に観光で知りたい情報がたっぷり載ってて
なかなか見やすい地図だなぁ。
…と思いきや!
あれ?この地図、何かがおかしいザマス。と困惑しきりなのだよ。
この道は地図だとここだけど、それならなぜ池がこっちの方角に…。
って謎謎謎!

な、何これ、気持ち悪い。なんて思いながら、
再びじっくり地図を眺めてみたら…
 ハッ!そういう事かよ。とようやく理解したのであります。
この地図、上が北ではなく東だったのですよねー(よく見れば方角指す矢印あったわ)。

ふ、普通、上は北だろうが!と怒りで震える僕なのでした。(絶対そっちの方が見やすいよね?)

ちなみにすぐ近くになぜかもう一個地図があったんですが、それがコチラ。
うん、こっちの方が見やすい。



さてさて、今回の旅の経路ですが、
まずは目の前の道を真っ直ぐ西へ、民俗資料館を目指して進みます。
資料館見学後はすぐ近くの富本憲吉生家へ寄ってから、
安堵町中央公園へ向かって一気に南下。
(事前の調べで唯一知る事が出来た、マネキン案山子が置かれている場所が安堵町中央公園)
その後、中家住宅へ行ってからぐるりと戻って来て、鉄道史跡・築堤見学でフィニッシュの予定です。

行き先を文字にしてみるとお腹一杯になる位に結構な数を回る感じなんですが、
これでも観光パンフに載ってたうちの半分もないんですよねぇ。
それでも結構な距離を走らなあかんみたいなので、戦々恐々ですよ。
中家住宅なんてほとんど町の西境にあるんやもんな。

線路の下を通る道(←アンダーパスって言うんですね。日本語ではなんて言うんだろう?)を進み
いよいよ安堵町内へ潜入開始であります!

 

3 第一村人(マネキン案山子)発見!それはいきなりの出来事であった。

結構な下り坂のアンダーパスの歩道(自転車道)はかなり狭く、
向かい側から来た自転車とすれ違う時はちょっとドキドキでした。
線路が通る高架(?)部分はちょっとお城の門みたいで、
~線路と池が丁度町境になっている安堵町。まるで侵入者&脱出者を拒むかの様だ。
まさに入り鉄砲出女ですやん。
こ、これは間違いなくカサンドラ!安堵町は鬼の哭く街に違いないんや!
そういやマネキン案山子が着ている服は、町からの引っ越しを試みて失敗した人達の
身ぐるみ剥がしてなんとかかんとか…~
そんなしょうもない妄想にウヒヒとにやけながら、長いアンダーパスを抜けて地上に出ると、そこは…

ごくごく普通の、のどかな郊外の風景でした。
マッドな世紀末感なんて全くなかったネー(そりゃそうよ)。

辺りに注意を払いながら(周りの田んぼをじっくり観察しながら)
先へ進む事、一瞬(ほんの数秒!)。
あれ?うひゃひゃ!あれ、絶対にそうやんな!?

なんかヘンテコで怪しげな集団がいたー!
そうです、第一村人(マネキン案山子さん)発見です!

何しとるんや、おでんくん!(なんか似てる気がする)

この怪しげな軍団の中に、阪神帽を被っていた案山子さんが居たんですが、
支える為の棒なのかな?それがどう見ても尻に刺さってるようでちょっと面白かったです。
しかし知らずに夜見たら、ちょっとどころかだいぶ怖いよなぁ。
…って、んんん?
田んぼの向こう側にもなんか居てますやん!

すぐさま移動してみると…

其処に居たのはガッツリお仕事中のお三方でした。
動きのあるポージングがスバラシイっすな!
しかし人形の可愛らしさと、ガチの農作業フル装備とのギャップがスゲェわ。
あと、ゴーストバスターズを思い出したという事は内緒だ。

 

4 強烈なマネキン案山子が勢揃い!そこはマネキン案山子のパラダイス!

安堵町に入ってすぐ、いきなり案山子を見れるだなんて、実に順調でいい感じ極まりないな!
と、ホクホクしながら先へ進みます。

さっきの田んぼの時みたいにいきなり現れるかもしれないから、
注意深く見て行かなきゃな、と目を皿のようにしてじっくりじっくり進んで行きますと、
何やら左手に大きな施設が現れました。

マネキンとかそういうのって意外と公的施設に展示されている事が多いんだよねぇ。
と、何気なしに覗いてみると…

居たw
あれ、絶対そうだよね。

またもや発見!とウキウキ気分で自転車押して坂道登りますと…

 

なんかいっぱい居てるーーーーーッ!

浜ちゃん似!のこちらの人形は、長十郎梨と言う、
安堵町で昔作られていた名産品を子供達が収穫する様を表したものとの事(説明書き読んだよ)。

んで、そのお隣には子守をテーマにした人形が並んでおりました。

 

ってか、背負ってるのは弟だったのか!?
もう、マツコ・デラックスにしか見えないのよねー。
あと、何気にピースしてるのがイラッとくるわ~
そしてそして、もう一つ。豆腐を持つ男の子の浜ちゃん感が半端なくスゴイ!

 

ずらりと並ぶ案山子さん達。
もうわけがわかんないよ!

金太郎さんと言うより戦桃丸のほうがしっくりくる感じ!

YO!

だみ声で「オイ、大泉」とか言いそう。

 

向かい側にもマネキン案山子さん達はまだまだ居てはって、
辺り一面マネキン案山子だらけのパラダイス状態でした。
だけどこれで満足するのはまだはやーい。真打はまだこの後に控えておったのです。

奥の方にもなにやらまだ施設(図書館でした)があるようみたいだし、
ちょっと覗くだけ覗いてみようかと、更に先へ進んでみると…

!!!

ふおおおおお!な、なんじゃこりゃぁー。

こちらの案山子さん達は、安堵町で行われているなもで踊りを現した
マネキン案山子ジオラマとの事でした。

それにしても志村けんフェイスのスケベっぽさがイイよねぇ。
ドリフの飛べ!孫悟空を思い出すわ(←若い子置いてけ堀)

以上、トーク安堵カルチャーセンターよりお届けしました。

 

5 町役場の入り口に佇むリアルマネキンさん達!

そろそろ民族資料館が見えてくる頃かな?
と、カルチャーセンターを出て西へ向かってずんずん進んでいきますと、
またまた左手に大きな建物が見えて来たではありませんか。
地図で確認してみると、安堵町役場との事。

うん。さっきの事もあるし絶対マネキン案山子さんが居てる気がするわ。
奈良県庁の中なんて、大立山祭の四天王像が飾られてるくらいだもん。

んんん?
あの
郵便ポストの近くに居てるのは…間違いなく案山子さんだよね!?
や、やはり町役場にも置かれているようだ!

ポスト近くの案山子さんが凄く気になる所だけど、
ここは先に役場の中を見に行くことにしよう。

!!!

ふおおおおお!あ、あれはリアルマネキン!?
バス待ちのような感じで並んでるけど、なんか存在感がスゴイ!
もしかして守衛さん?もう意味わかんないよ!(褒め言葉)

少女漫画に出てきそうな美形マネキンさん達。

役場入口、真正面の一番いい場所に居てはるのがこちらの姫様(?)。
お美しや。

 

ちょっと見慣れない衣装だけど、安堵町は聖徳太子と縁の深い町だけに、
飛鳥とか天平の時代の服装なんかな(←勉強不足)

何にせよ、和風の顔立ちじゃないので、ちょっと不思議な感じ。
どっちかというとゴールデンカムイ?

他所の街から知らずにやって来た人はびっくりだろうなw
…ん?柱(壁?)の向こう側にも!?

姫様!

そうそう、バスの停留所の裏側にもですね(玄関の真向いのとこですな)、
居たんですよねぇ。

ええ顔しとるわ!

 

さてさて、安堵町役場。
残す所は来る時に見たポスト横の案山子さん達ですが…

こちらもまたスゴかったのだ!

何と言ってもまずはこの巨乳でござろう。

はちきれんばかりの豊満さ。だが出るとこは出て締まる所は締まる。
ボンキュッボンッ!

アイデンティティとコージー富田。

良い表情です。

まだ安堵町に来て1時間位しか経ってないのにこのボリューム。
スゴいぞ安堵町!

さあ、次は安堵町民俗資料館だ!

 

(平成30年4月訪問)

安堵町マネキン案山子巡り
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 宝探し感覚で街をぐるぐる。面白い!
ヘンテコ度 ☆☆☆☆☆ めっちゃヘンテコ!

 

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