ほかほかと湯気をあげる色白むっちりな豆腐まんじゅうをもぐもぐと頬張りながら
京都雪見旅行、次なる目的地へと向かいます。
(老舗豆腐店「奥丹」さんの、オカラがたっぷり詰まった儚げな甘さのお饅頭は格別。
朝の内から食事も摂らずに雪の中を歩き詰めでへとへとだったのが一気に元気が回復した!
グゥーレイトッ!)
雪が止み、西日に煌めく夕暮れ時の東山をいそいそと後にして…
着きましたのがコチラ、
臨済宗大本山建仁寺!
(説明なんぞ全く要らんくらいの京都を代表する超有名なお寺ですな)
今回の旅の目的は雪の清水寺を見る事やで~!
なんて事をずっと言っておりましたが、
実の所、ホントに一番見たかったのが建仁寺本坊内にある潮音庭の雪景色だったのです。
あああああああああああああ!
想像してた以上の素晴らしき世界が目の前にぃぃぃぃぃ!
まるで水墨画の様な眺めはステキとしか言い様が無いわぁぁぁ(語彙が少ない)!
小書院にどかっと腰を下ろし、
何も考えずにただ庭を眺める時間は至福でございました。
(だけど、禅寺の庭は見る人に色々と考えさせる意図があるってどっかの
エライ人が言ってたのを思い出したんだな。って事は雪が降り積もった状態は
決してベストという訳ではないんだろうかなぁ、なぁんてどうでも良い事を考えたのは内緒)
えー、アタクシ、建仁寺が大好きでして、
春夏秋冬・四季折々、これまで数え切れない程来てはいたのですが、
唯一雪景色だけ見れてなかったんですよねぇ(寒さが苦手な炬燵マンにはなかなかの難易度だ)。
それが今回、念願かなってようやく見る事が出来まして、感激も一入でございます。
大書院(室内には風神雷神図屏風の高精細複製も展示されてます)からも
眺めてみたりと、心ゆくまで雪の潮音庭を堪能しましたよぅ!
こちらは「〇△□乃庭」
そしてこちらが方丈前の大雄苑(おー、また雪が降って来た)。
…ふぅ。
心ゆくまでたっぷりと見れて大満足やで!
と、ここで締めに入ろうと思いましたが、
折角なので他の季節の時の写真も載せてみようと思います。
まずはやっぱり、みんな大好き秋の建仁寺からだな!
紅葉の潮音庭。
建仁寺は紅葉の名所としては穴場のような気がしますな。それほど人も来ないのでのんびりと楽しめます。
続いては夏の建仁寺。
まずは大雄苑。
夏の建仁寺は「青春&爽やか」ってなCMっぽいナツタビ的雰囲気がして一番好みです。(←意味不明)
夏の潮音庭と〇△□乃庭。
そうそう、この頃(平成22年)は、小書院の襖は開けっぱなしになってましたので
お茶を販売している横に作られていた休憩スペースから同時にどちらのお庭も眺める事が出来てたんですな。
…な、なんという開放感!
机に置かれた金魚鉢が涼しげでまた良いんだなぁ。
(現在、小書院の襖には青色鮮やかな絵が描かれていて、常設展示されてますので締め切られております。
休憩スペースも修復工事後に壁が出来て個室の様になっちゃってます)
複製乍ら高精細の「風神雷神図屏風」と海北友松の建仁寺方丈障壁画から「雲竜図」。
記念に写真撮影させてくれるところも嬉しいですな(複製でもダメなとこ多いのに太っ腹や!)
今度京都国立博物館で行われる海北友松展は楽しみです。
まだまだ法堂の双竜図もあるし茶室も有るし…
と、どんどん写真をのっけてたいけどきりがないのでこれまで。
建仁寺はいいぞ!
(平成29年1月訪問)
建仁寺 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 時間があれば座禅体験もいいかも
ヘンテコ度 ★★★★★ ヘンテコ要素は皆無だ。
拝観料 大人500円
拝観時間 3月~10月 10:00~16:30 11月~2月 10:00~16:00
拝観休止日 12月28~31日
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