ドリフ世代が狂喜乱舞するアノ体験ものが!「桃太郎からくり博物館」(岡山)

桃太郎伝説発祥の地と言われる岡山。
そんな岡山の倉敷には桃太郎をテーマにした博物館があるのですが…いやぁこれが実に凄かった!
想像を遙か彼方に超えちゃった、素晴らしきぶっ飛び具合には悶絶しきりでした!
んんん面白すぎやで!

倉敷美観地区・倉敷川畔から一本アイビースクエア側の通りに移動すると、
遠くの方に幟の立つ建物が見えてきた見えてきた。たぶんあそこに違いない。

ビンゴっ!
早速、幟が立つ建物に駆け寄ってみると、
建物前にドンっと居なすったのは、
あの新撰組とためを張る集団戦闘の巧みさでお馴染みの、
桃太郎軍団でした

うほっ。まん丸顔でつぶらな瞳のB級テイストたっぷりの桃太郎人形に
もうニヤニヤが止まらない。
断言できる。ここは間違いなくオモチロイ。

お猿さんの貫録が半端ないっすな。

 

丁度建物の写真を撮っていた時、
扉の前で中に入るかどうしようか迷っている人が居たのですが、
これ、入る以外の選択肢は無いでしょうに。一体何を迷う必要が…
ってその人達を見ていると…
ガラッとドアを開けて中を確認するや否や「何かスゴかったね…」と言い残し
その場をすぐさま離れるというコンボを発動したのだった。

…え?え?中に何があったの!?これ、めっちゃ期待が高まるやん!
ドアを開けて中へ入ると館内はお客さんでいっぱい。
ああ!これはイイ!とてもイイわ~!

 

ここ、からくり博物館では、係りの方がつきっきりで館内を説明しながら
案内してくれるとの事で、しばらく受付で待っておりますと…
奥の方から現れたのはとんでもなく美人のお姉さん(柴崎コウ似)!
 …うぉぉぉぉ!あまりの美しさにドギマギだ。

早速、入館料をお姉さんに渡し、さぁ案内してくれぃ!とわくわくしていると、
お客さんへの説明を終えて展示室からやって来た、
見るからに優しそうな係りの人と交代したのでした。

…え!?さっきの美人のお姉さんじゃないの?
と、大いなるガッカリと、幾分かのホッを味わった!
(美人さんにマンツーマンで説明なんてされたら思いっきり緊張しますからのぅ)

「桃太郎からくり博物館」は、大人が童心に帰って楽しめる、
からくりと桃太郎がテーマの博物館で、
館内あちらこちらに一体なんじゃこりゃ?
な怪しげなものがたっぷりと展示されておりました。

一番最初にあったのがこちら。
一見したところ、何の変哲もない桃だけど…。

パッカーん。
横から見ると桃太郎が真っ裸で現れるからくりでした。
こんな感じで、目の錯覚などを利用したからくりなどが続々と展示されておるのです。

こちらは宙に浮く桃太郎。
後ろの手はハンドパワーという事らしいですw

手品・奇術でお馴染みの、台上の顔が喋るってのも体験できました!
これ、小さいころから何度も見ていて一度やってみたかったんだよ!と興奮最高潮!

台の下にもぐり穴から頭を出すと、あら不思議!
とても気持ちの悪い、桃から生まれた桃太郎(顔だけ。とてもホラー)の出来上がり!
係りの方にカメラを渡しておけば記念撮影もバッチリしてくれます。
だからボッチで来ても大丈夫だぞ!(ちなみに他のお客さんはアベックとか集団ばかりだった)

ボッチ旅の僕もバッチリ係りの方にカメラを渡して撮ってもらいました。
もそもそと台の下に入り込む時のちょっとした間の悪さと静けさは何とも言えなかったなー。

たくさんあったからくり体験の中で、僕が一番気に入ったのがこちら。
犬・猿・雉がきび団子を食べたらどうなるかを実験した映像が流れるコーナーなんですが…
なに、このナイトスクープ感w
こんなんやってみようと思うだなんて、あたまおかしいよね(褒め言葉)。

和気藹々と係りの方と進んでいたら、いきなり現れたのがお化け屋敷コーナー。
「ここから先は一人で行ってみてください。私は行きませんので。」と、
突然客を谷底へ突き落す係りの方。
その豹変ぶり、その表情、まさに鬼だった。

まじかー。
係りの方も言ってはったんだけど、ここって「モヤさま」で三村がビビって腰を抜かして
将棋倒しになった場所なんだよねー。
あああああ!俺も腰抜かす羽目になるのかな…。
なんかここだけ入りませんって言える雰囲気じゃないし、
先に入った子供ちゃん達なんて、中でギャーって言ってるし…。どうしよう。

中々中へ入る事が出来ず悶々としておりましたが、
なんとか勇気を出して入ってみることに。

恐る恐る中へ足を踏み入れた途端…
いきなり風が吹き付けて来た。ギャー!
ああ恥ずかしい。男一人で叫び声なんて。
ちょっとどころかこれはかなりの恥ずかしさだ。
…あああああ怖ぇー。
Bダッシュ状態で駆け抜けてやりましたよ。
ほんま勘弁して。

お化け屋敷を出るとそ係りの方が待っていて、
ここから2階へ行ってくださいと案内されました。
2階では桃太郎に関する資料が展示されていますとの事。

2階は真面目な資料館テイストで、
桃太郎研究をしていた博士についてのコーナーや、
桃太郎伝説についての考察などの展示がありました。

そんな中、明らかに周りの展示から浮いていた謎の「のぞくな」。
…これ絶対に覗いたらアカン奴やんw
覗いた途端、風が吹いたり音鳴ったりドアが開いたりするやつやんな。
あえて覗くなと書いて覗かそうという手口。そんなものに誰が引っかかるかい。
と、遠巻きに眺めるアタクシなのでした。

…でもどういう仕掛けなのか気になるので、
誰か引っかかるのをじっと待ってみましたが、
通る人皆気づかずスルーしやがるんですな。

…仕方ない。気になるけどやりたくないからほっておこうと
その場を離れた途端、いきなり関係ないタイミングで突然起動しやがった!
ギャッ!さあ気になったアナタ、是非とも行って覗いてみてください。

二階を見学後再び一階へ。
階段付近にもいろいろとからくりの展示があったのですが、
またしても覗けシリーズかよ!と悶絶。

こちらも階段近くにあった体験ものなんですが、
…こ、これは!
ドリフ大好きっ子ドストライクの体験ものですやんッッッ!

あの志村けん師匠の超絶芸を体験できるって事なのか!(20代以下置いてけぼり)
シムケン師匠のは空に浮くだけでなく、体の中央に突然現れた手が胸やら下半身をまさぐったりして
とても気持ち悪い動きをするんだよな。あれ、昔っからいっぺんやってみたかったんだよ(感涙に咽ぶ)

周りに誰も居ない事を確かめて、いざチャレンジ。(見られたら恥ずかしいもん)
…む、ムズイ。浮くのすらムズイ。シムケンすげぇわー。
上手く出来なかったけど初めてのチャレンジだし、記念に写真でも…
とカメラ構えて浮いてる姿を撮っていると、何と言う事でしょう!
受付の時に居た美人の係りの方が来て
「記念にお撮りしましょうか」と言ってきたのでした。

う、うわ。めっちゃ恥ずかしい!
思いっきり動揺してしまい「い、いえ大丈夫です」
と断ってしまったよ。
あああああ!折角なので撮ってもらえばよかったよ。
バカバカバカ、俺のバカ(燃えるお兄さん風。)

 

(平成27年4月訪問)

桃太郎からくり博物館 倉敷観光WEBさんの紹介ページ
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 皆で行けばより楽しいと思う
ヘンテコ度 ☆☆☆☆★ 全体に漂う珍スポ感。2階のわけのわからない感はステキ。

入館料 大人600円
開館時間 10:00~17:00
休館日 年中無休

 

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