倉敷の鎮守社、阿智神社へお詣りに行く
我らオッサン二人の前には、
聳え立つという表現がぴったりくる程の、
まるで天に向かって伸びていくような、
長い長い階段が待ち構えていたのであった。
(しかも結構な傾斜だ!)
その様子を見た腰痛持ちの同行者K氏は
「これ、絶対腰に来るよね…」と早くも怖気づいていた。
そうそう、階段の手前右側には
おそらく車用も兼ねた道なのでしょう、
鶴形山山頂に向かって登っていくなだらかな坂道があったのですが
もちろんそっちを進むなんて気はさらさらない。
ちらちらとそちらを見ては、
「こっちの方が楽じゃないかなぁ」と登りたそうにするK氏は無視し(酷い)、
「絶対、眺め良いから!」と有無を言わさず階段からのお詣りを選択です。
阿智神社の全景はこんな感じ。
参道、丁度国芳館の向かい側あたりに立っていた、
案内の絵地図がこちら。見やすいし、美しいしと、これまた素晴らしい地図でした。
それにしても倉敷美観地区にある案内地図はどれもカラフルでアートっぽくて素敵。
ちなみに、この地図を見たのはお詣り後でした。案内図なのに!
さて、階段をフゥフゥ言いながら登ります。
後で調べてみたところ、この階段の段数はなんとなんとの八十八段もあって
その名も米寿坂。こりゃ登り切るの大変だわ。
途中、休憩もかねて立ち止まり(息が切れただけともいうね…)
どれだけ登ったのかしらん?と振り返ってみると…ギャー!高いッ!
結構な角度の傾斜となかなかの高さのおかげで
高所恐怖症のアタクシは心も体もプルプルでした。
足元だけを見て一心不乱に頑張って登り、
ようやく着いた!こりゃしんどかった!と一息つく我々の前に現れたのが
六十一段ある還暦坂でした。
う、嘘でしょ!?
同行のK氏なんて無言で立ち尽くしていたw
でもこれ上がり切ったら…とまたまた頑張って登ると
三十三段厄除け坂がお出迎えです。うへぇ…。
そんなこんなで計約200段もの階段を上り切ってようやく本殿に到着です。
(写真が一枚もないのはとてもそんな余裕がなかった為ですw)
まずは旅の安全を願ってお詣りをした後
向かったのが…
こちらの絵馬殿。
ええ眺めやで!
倉敷美観地区を一望できる素晴らしき眺めよ!
あれは大原美術館と有隣荘やねぇ。
それにしても倉敷ってビルいっぱいやな。
美観地区なんてゆったりとした感じがするのに、
あんなに回りビルで囲まれとるとかめっちゃ不思議な感じです。
あと、境内のお知らせで貼られていたポスターで知ったのですが、
RE-MAINと言う水球をテーマにしたアニメの舞台になっとったんですね、倉敷。
見てたら倉敷観光もっと楽しめたかもしれんなー。
でもテレビなんてもうほとんどみてへんからなー。
「RE-MAIN」公式サイト
青春真っ只中なアニメのポスターに中てられた所為か、
思いっきり妄想にふけるアタクシ。
部活の後にここにきて眺める夕焼けとか
めっちゃきれいなんだろうなぁ…(溜息)
そんな青春を送りたかった。
さて、次の場所へ行きますか。
(令和四年8月訪問)
阿智神社 公式サイト
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