廃人旅行舎グダグダ旅行記

ハコモノ巡りとマネキンジオラマの記録帳

サイコロきっぷで行く倉敷。大原美術館でアートに耽溺す。(岡山)

time 2022/09/13

お昼時を迎えた倉敷美観地区では、
どこのご飯屋さんも玄関前に置かれた椅子には人、人、人の、
気が遠くなる程の大行列が出来ていた。
「どこ行こか?なんて言いたいところだけど…、この状態、もはや選択の余地なし状態よね。」
「見渡す限りどのお店も最低30分は待たないと無理な感じだなぁ。空いてる店探すしかないか。」
「それでも敢えて問いたい。何を食べたい、何を食べるべきか、と。」
「君が言ってた豆腐のお店が希望なんだが。でもこの洋食屋も捨てがたし。」
案内所で貰ったお食事マップとにらめっこしながらあちらこちらの店を巡る。

その時思った。そもそもの話、今何時なの?
すぐさま時計を見てみると…なな、なんとの13時過ぎだということが判明した。
嘘でしょ!?

まだ大原美術館にも行ってないのにもう13時!?
どんなに駆け足鑑賞しても1~2時間はかかっちゃう大原美術館、
下手したら大原美術館で今回の倉敷旅行、フィニッシュになっちまいますやん。
これ、時間の余裕、もうない感じですやん。
ああああ!ゆっくりリッチに優雅なランチをと思っていたけど、
そんなんしてられへん。
そこで我々考えました。ササっと食べられて、かつ美味しいものは何なのかと。
そう、答えは一つ。蕎麦だ。

客の回転も速い蕎麦屋ならばそれほど並ばなくてもよいだろう。
確か、倉敷川沿いに蕎麦屋さんは何軒かあったはず。
前に来た時も寄ったお蕎麦屋さんには良かった思い出しかないし、
これはもう決定である。

人をかき分け倉敷川溿へ行くと、すぐさま蕎麦屋さんに着いた。
店外に列もなく、やったぜとほくそ笑んで早速中へ入ると、
待ってる人は一人だけで、あっという間に席に案内された。

江戸っ子よろしく、光速で蕎麦をかっ込み(備中蕎麦とても美味しかったです)
疾風のように店を出て、着いた先は勿論…

倉敷観光のメインと言ったら此処、大原美術館!
倉敷に来て大原美術館に入らないってのは、
ラーメン屋に来てラーメン頼まないようなもんだよね。

受付で手荷物を預け、
同行者K氏とはいったんここで別れて、
お互い自由に観賞開始です。

まずは勿論、本館から。
入り口入ってすぐの正面に展示されているのは
児島虎次郎「和服を着たベルギーの少女」。
…うむ。素晴らしい。やっぱり児島虎次郎いいわー。大好き。
と、初手から大興奮である。やりおるわ大原美術館。

でも、ここで少し疑問。
この後行く予定の最近出来た「新児島館」。
児島虎次郎の作品はそっちで全作品展示してると思ってたけど違うんやね。
(新児島館はグランドオープン前に暫定的に公開中との事でした。
 作品は正式に開館した後そちらで展示される模様)
まぁなんにせよ、児島虎次郎の絵が大好きなアタクシ、これだけで元とった感じです。
とかいいながらー、前に来た時にはアイビースクエア内にあった
児島虎次郎記念館で見たんだっけか?
それとも前回も本館で見たんだっけか?と覚えてない事が情けなかった。
好きだ好きだ言ってるくせにねー。ほんと恥ずかしい。

前回来た時のことを思い出しながら、館内を見学していきます。
おおー、これは前もあったなー。お、これは初見やねー。
こんな感じで。

元巨人の脇屋にそっくりなゴーギャン「かぐわしき大地」は
変わらぬそっくりさで良し。
マイヨール「イル=ド=フランスのトルソ」の曲線美は
これまた変わらぬ素晴らしきえちえちぶり。
2階では行き止まり方面に進んで恥をかき、
今回もまた受胎告知を見て堀辰雄気分を味わう。

いやぁ楽しいわー。大原美術館、やっぱりいいねー。
と、ニヤニヤしながらずんずん進んで行くと…おおおおお!
児島虎次郎のコーナーありますやん!

順路後半の一室、
そこにはぎっしりと児島虎次郎の作品が展示されておったのです。
お目当ての「朝顔」もデーンと三作品並べて展示されてました。
この時は新児島館が暫定で特別に公開中だということを知らなかったので、
こっちに児島虎次郎のコーナー作って朝顔を展示してるって事は
一体新児島館では何を展示してるんや?と頭の中ははてながぐるぐる渦を巻く。
まぁそれも一瞬、朝顔に見惚れて時間はどんどん奪われたのでした。

ふぃー、おもしろかったわー。
本館ほんま素晴らしかった。
藤田嗣治のテリーマンもビックリするような
ふしぎな卵の白身っぽい白さも堪能できたし、
岸田劉生の不気味の谷をぎりぎり超えた感じの絵も素晴らしかった。
ただ、キャンバスを2か所切り裂いた作品だけはわけわからんかったw

本館を出た後は、
休館中の分館へも一応行ってみることに。
うん、やっぱり休館中だった。

そしてとても気になったのがコチラの記念撮影スポット。
本館の出口すぐ近くに設けられておったんですが、これ、
めっちゃ狭い所に作られとったんですよね。
あまりに近くてどう撮影すればええねんって感じ。

頑張って試してみたけどワイの腕前ではこれが精一杯でした。
それにしてもこの睡蓮。どうポーズを決めれば正解なんでしょう?
ベタに溺れてるポーズなんて最高に面白くないし、
シンクロしてるポーズなんてした日にゃ、サブすぎて村八分になること必定やしねぇ。
なんて高難易度なんでしょうか!
そんなこんなを考えていると、丁度目の前に記念撮影に挑む若者たちががが!

さぁ、どうする?どうとるんや!?ワイに答えを教えてくれ!
と血眼で見つめていると、普通に並んでピースサインで写してはりました。
…そう。それが正解やな。シンプルイズベスト。

さて、あと残すところは工芸館と東洋館。
工芸館はアタクシ苦手の民芸分野で、
東洋館は古代中国の美術品が並ぶ展示館。
どちらも前回、あまりに興味が無いというか、良さが全く分からず
高速移動で通り過ぎたんだよね。
だがしかし、今回はいささか自信あり。
河井寛次郎記念館も見学したし、富本憲吉の故郷にも行った。
以前と比べると知識も興味も雲泥の差なのである。
では今回こそは、我が審美眼を磨きますぞー!
と入ったものの…やっぱり5分コースでした。
あかん、やっぱり良さがわからんかった…。

ほうほうのていで外へ出ると、ベンチで腰を掛けてまっている友人K氏を発見した。
またまたお早い鑑賞済みのご様子でwと嘲ってやると、
庭も分館も入れないってどういう事よ!と大層お冠でしたw
その上、工芸館は暑すぎて頭がボーっとして見てられず、すぐ出たらしい。

…あれ?庭は入れたんとちゃうん?
今回は入らんかったけど、前来た時は普通には入れたで?
って事で、K氏と共に行ってみると…イベントで貸し切り中で入れませんでした。
この人、大原美術館のざっくりと半分が休館の時に来たという事かw
その残念な感じに爆笑でした。
ただ、大原美術館は大変良かったと感想を述べていたことをここに記す。

前回の訪問時の様子。

倉敷と言えばやっぱり大原美術館!(岡山)

さぁ次は何処へ行きましょうかのぅ。って時間ががが!

(令和四年8月訪問)

 

大原美術館 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 倉敷来たら行っとかなきゃ駄目でしょう
ヘンテコ度 ★★★★★ 分館にはヘンテコな作品があったのだが…

入館料 大人1500円
開館時間 9:00~17:00
休館日 月 (夏季7月下旬~8月、10は無休)

 

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