石舞台古墳を見学した後、まだもうちっとだけ時間に余裕があった。
時刻は4時半少し前の事である。
飛鳥駅まで戻る時間を考えると、
行くつもりだった酒船石や飛鳥寺はどうやっても無理っぽい。
たとえ閉館時間までに間に合ったとしても、レンタサイクルの返却時間、
5時までに駅に戻れそうにはないからなぁ。
…仕方ない、諦めて駅に戻るか。
と、自転車を漕いでいる内に、いつの間にか犬養万葉記念館に到着していた。
犬養万葉記念館。
名前だけは知っていたけど(関西文化の日のハコモノマップにいつも載ってます)、
ここで何が展示されてるのかとかは全く知らないんだな。
まぁ何にせよ、まだ入った事もなかったし、いい機会だったので入ってみる事に。
まだ大丈夫だよね?と中を覗いてみると、どうやらセーフ!
(時刻は4時28分位だったっけ。ぎりぎりやで!)
よし、それでは早速…と中へ入ろうとすると、いきなり玄関先についていた灯りがカチッと消えた。
ええ!?嘘!丁度終了?
時間が時間だけにやっちまったーと心砕けましたが、
一旦、門の側から離れてみて、もう一度近づいてみると電灯がカチッとつきました。
…そういう事かよ!
博物館と言うより雑貨店とかの雰囲気だなぁ。
奥にはどうやら喫茶スペースも併設されているようだ。
さて、館内へ移動。
中は資料室、図書スペースがあり、その周りに展示物などがちょこちょこありました。
博物館と言うより、市民向けのイベントスペースや憩いの場所っぽい。
喫茶スペース横の階段から二階へ上がれます。
そちらは犬養孝先生に関する展示コーナーになってました。
この犬養万葉記念館は学者の犬養孝さんを記念・顕彰した施設で、
以前は博物館だったのだけど、訪問者の減少などもあってリニューアルし、
市民などが使える公共のスペースとして使われているとの事でした。
明日香村探索の途中に、休憩がてら寄るのにはいい場所じゃないかなぁ。
丁度、石舞台や飛鳥寺の中間あたりにありますからね。
以上、秋の明日香村旅行完結!
(平成28年11月訪問)
犬養万葉記念館 公式サイト
おすすめ度 ????? 博物館と言うより、喫茶室・休憩スペースって感じだった。
ヘンテコ度 ★★★★★ ヘンテコ要素は無い。
入館料 無料
開館時間 10:00~17:00
休館日 水
コメント