彦根城の馬屋で馬人形を見た話。(滋賀)

小学校低学年くらいの頃、確かここら辺りで、
時代劇の撮影に来ていた左とん平さんを見かけ、休憩中に一緒に写真を撮ってもらったんだよなぁ。
船頭姿のとん平さんはずっとニコニコしてて、とても優しかった事を今でもバッチリ覚えている。
その時の写真は僕の大切なお宝だ!

そんな懐かしい思い出にたっぷり浸りながら
満開の桜に彩られた彦根城の内掘りをぶらぶら天守の入り口、
表門の方に向かって歩いていると…
あれれ?なんかやってるぞ!?
と、内掘りの反対側に建っている長屋のような大きな建物に気づいたのでした。

門前に立っている看板には
「馬屋(重要文化財)特別公開中」の文字。
…うーむ。人だかりもないし、特別公開しているような雰囲気は皆無だけど、
馬屋が重要文化財ってのはなんか面白そうだなぁ。よし、寄ってみるか。

 

門をくぐった先は中庭のようになっていて、そこに咲く桜はとても綺麗でした。
そして馬屋への入り口はこちら側。中を覗くと…なんか真っ暗やな。

ちなみに開国記念館の前から見た馬屋はこんな感じ。
L字形の馬屋はかなりの大きさですわ。ではでは早速中へ入ってみま…。

ぶふぉふぉふぉふぉん!

うわっ!真っ暗な馬屋の中には存在感たっぷりの等身大のお馬さんががが!
良い!これはすごく良い!

建物自体にはそれほど興味が無いので(残念ながら建築物の良さを理解できる知識教養が無い)
こりゃぁ5分コースかなぁなんて思っていましたが、まさか馬人形があるとは!
人形好きにはドンピシャすぎる展示物に心躍りまくりです。

まずは入口すぐ横に作られた受付で馬屋の説明が書かれた資料を貰い、
わかったような感じで頷きながら馬屋をじっくり観賞。
…うーむ馬屋だな←バカみたいな感想だ。

見るべきところは勿論、重文指定されている馬屋自体なんでしょうが、僕の興味は馬人形。
桶に飼葉がたっぷりと入っている所なんか素晴らしいと思いました。これぞリアリズムだ。

お馬さんの寝床(?←繋ぎ場と言うらしいです。その数21頭分だって)がずらりと奥まで続く馬屋。
もしかしたらこの先にもお馬さん人形が!?
と思いきや、
残念ながらお馬さんはこの一体だけでした。

いやぁ、何気なく入った馬屋でしたが、
馬人形のお蔭でたっぷり楽しめました。満足!

 

(平成28年4月訪問)

彦根城・馬屋 彦根城410年祭公式サイトの馬屋紹介ページ
おすすめ度 ☆☆☆☆★ 馬さん人形を見に行こう!
ヘンテコ度 ☆☆☆★★ 暗闇の中佇むお馬さんは中々の物!

入館料 無料
開館時間 8:30~17:00
休館日 年中無休

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました