押絵ジオラマ展示会場の上にはユルユルな忍者が潜んでいた。(和歌山)

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真田まつりの会場に向かって
「真田のみち」をどんどん進んで行きますと、

途中、とても大きな六文銭の看板が掲げられた建物が見えてきました。

どうやら中で何か行われているらしく、
目まぐるしく人が出入りをしております。

六文銭の陰にはなにやら人の気配もするし(あれは、もしかして忍者さん!?)
きになるきになるきになるちゃん。
まだ武者行列の開始時間までにも余裕がありましたので
ちょっと中を覗いて行く事にしました。

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ぬぬっ!「九度山町家の人形めぐり特設会場」とな。
ここに来るまでにも真田のみちに面した各ご家庭やお店でも
雛人形や鎧兜などが色々と展示されていたのですが、

期間限定で開かれているこの特設会場では一体何が!?と期待が高まりますな。

では早速中へ…、
と行きたいところではありますけれど、
やっぱりまずは看板からですよねー。

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…やはり忍者だったかっ!

この忍者さん達、遠目からだと中々リアルな作り込みで凄いなぁなんて
思ったのですが、近くで見てみると…。
顔がへのへのもへじやん!

気合を入れて作ったのか作ってないのかわからない、
そんなゆるさ加減が実に面白いですな。
そのくせ、足袋には「忍」の字が書かれてある手の込みよう。
わからん。儂ゃぁわからん。
そんな細かな所にまで手を入れているなら何ゆえ顔だけ「へのへの」?

そうそう、こんなゆるい感じの癖して、忍術は凄かった事をここに記す。
太陽拳。これがまた凄まじいのなんのって。
だから写真がボケています(何時まで経っても上手く撮れないねー)。

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人を掻き分け中に入ると、まず入り口部分にあったのがこの射的コーナー。
これぞザお祭り!って感じで良いですなぁ。

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射的コーナーの反対側、入って右側にはずらりとお雛様が並んでおりました。
その立派さにビックリギョウテン!
御殿雛も展示されていて、実に煌びやかでした。

…んんん?奥の方にも部屋があり、
そちらでも何やら展示がしてあるようだったので入ってみると、

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押絵で作られた迫力満点の真田親子と真田十勇士のジオラマ!が展示されていましたよぅ~。
これぞ九度山!

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こちらは押絵ジオラマの向かい側に並べられていた鎧兜。これ。お手製なんですって!

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これらの鎧兜は試着可能で、
子供ちゃん達はウッキウキで体験していましたなぁ。

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展示物で回廊状に仕切られた部屋をぐるりと回り先へ進んで行くと、
其処に待ち構えていたのが…

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雛人形を使った「真田幸村大阪城へ入場」の場面のジオラマ!
情感たっぷりに作られていて、製作した人は凄くロマンチストだと思う!

そうだそうだ、鎧を着た子供ちゃん達はこちらの前で、いざ記念撮影!でした。

 

「町家の人形めぐり」が行われる四月一日から五月五日の間だけの特設会場。
押絵ジオラマ、実に見応えたっぷりでした。ひな人形も大人気だったなー。
毎年展示内容も変わるみたいだから、次は何になるのかが楽しみですな。

外へ出るときに、入り口付近に置いてあった真田まつりを紹介している
地図が載ったチラシを頂く。

 おお!博物館やらイベント会場、タイムテーブルまで事細かに乗ってるじゃないか!
九度山、見所たっぷりやなぁ…。がんばって回りきろうっと。

お!そろそろ武者行列が始まる時間か。
ちょっと急ぎますか…!?
って、な、なんだあれは!?

次回 どでかい金太郎さん人形を見る!

 

(平成27年5月訪問)

九度山町家の人形めぐり特設会場 松本商店さんの紹介ページ
おすすめ度 ☆☆☆☆★ 押絵ジオラマが情感たっぷりでよかったわー。
ヘンテコ度 ☆☆★★★ へのへの忍者はなかなかヘンテコだった。

入館料 無料
開館期間 4月1日~5月5日の町家の人形めぐり期間中
開館時間 10:00~16:00 (平成27年度)

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