廃人旅行舎グダグダ旅行記

ハコモノ巡りとマネキンジオラマの記録帳

宇野千代さんそっくりマネキンの存在感!さくら資料館は人形パラダイス!(岐阜)

time 2015/08/22

岐阜県根尾谷の薄墨公園内にある「さくら資料館」では、
日本三大桜の一つ「薄墨桜」に関する様々な展示が行われています。

継体天皇お手植え伝説、枯れる寸前であった薄墨桜を甦らせた歯科医前田利行翁の話、
桜を守り続ける為に今なお尽力し続けている地元の人達の活動の紹介などなど、
思わず惹きこまれ、胸打たれる内容のものがたくさん展示されていました。

…な・ん・だ・け・ど!
見ようによっては、これスゴくヘンテコだよねって物もいっぱいあったんだよね!
・ずっと気になってしまう、存在感抜群のリアル宇野千代マネキン。
・無形文化財の紹介なのになぜかバタ臭い顔のマネキンを使っていた能狂言ジオラマ。
・目に狂気をはらんだ子供マネキン。
・美濃和紙で再現したミニ薄墨桜。などなど。
…ああ、凄かった!

 

 

薄墨桜をたっぷり観賞した後は、売店の横にあったさくら資料館へと移動します。
現地に着いてからこの「さくら資料館」の事を知ったので、
そこが一体どんな施設なのかは全く見当もつかない状態です。
何はともあれ入ってみなきゃはじまらないよね。

 

中に入ってすぐ左側にあった受付で入館料を払うと、
受付の方から「今、丁度DVDの映像が始まったとこなんで、よろしかったら見てくださいね」と
言われましたので、真正面にあったハイビジョンシアターにそさくさと入ります。
ちなみにさくら資料館の中はこんな感じです(入り口にあった案内図。帰り際に気づいた)。

シアターでは、薄墨桜の歴史や復活に尽力した方達のストーリが流れてました。
この映像、すっごくわかりやすくてよかったんだよなー。
(薄墨桜の近くで桜の事について説明してくれたボランティアの方のお蔭で
理解しやすかったのかもしれない。)
ぶらっとやって来て(と言うにはちょっと遠かったけど)、気軽に見てた薄墨桜。
こんな歴史があったのかとちょっと感動しましたわ。

桜のストーリーの中で、さくら資料館で展示や紹介がされている前田利行翁や宇野千代さんの話も

詳しく語られていたので館内を周る前に映像を見て正解でした。←後で実感。

シアタールームを出て、
さぁてどこから見て回ろうかなと辺りをぐるぐる見回すと…。

お、おわっ!なんじゃこりゃ!

こ、こんなの見てしまったらこっちから行くしかないじゃんか!

と、もう大興奮である。

こちら前田利行・宇野千代コーナーでございます。

部屋の中央には前田翁率いる治療チームが継ぎ木で薄墨桜を治している所を
そっくりマネキンで再現したジオラマ展示が!

本物の薄墨桜には近づけませんが、こちらのレプリカにはバッチリ近寄れます。
お、おもしれぇ…。楽しすぎるぜ…。

そして奥には、桜を眺める宇野千代さん!
そっくりすぎるマネキンが凄い…。

 

薄墨桜の治療中の様子が細かく再現されてます。

こちらの部屋では前田翁に関する資料などが展示されておりました。愛用の杖などもありましたなぁ。
資料館に来る前に聞いたボランティアのおっちゃんの説明や、さっき見たDVDのおかげで
興味がたっぷりと湧いていたのでじっくりと観賞だ。

ふむふむ、うんうん。と夢中で説明を読んだりしてたんだけど、
先程からずっとあの人が気になって仕方がない。

それは桜を眺める宇野千代さん。
前田翁コーナーの対面側は宇野千代コーナーになってました)

 

展示されていた写真と比べるとお分かりいただけるでしょう。
宇野千代さんの再現度がホントに凄いんだよなぁ…。生き人形のようやで。

ところで、そもそもなぜさくら資料館に宇野千代さんのコーナーがあるのかと言いますと…
~作家・宇野千代は薄墨桜が再び枯れる危機に瀕したときに
誌上にて薄墨桜の惨状を発表し、世間に知らしめ行政に働きかけた

マネキンの着物にも桜の花びらがあしらわれているところなんか素敵だよね。

 

レプリカ薄墨桜は満開。
この展示室では、昔の薄墨桜の写真も載っていて、
現在までの変遷の様子を学ぶ事が出来ました。

…いやぁこの展示室だけで満点やわ。
ハコモノにあって欲しいものが全部そろってるんだもん。
特にジオラマとマネキン。これは完璧だ!
ウハウハしながら何度も何度も展示物やらマネキンやらを観賞します。うん、楽しい。

誰かの視線を感じるな~と、そっちを見てみるとそこには宇野千代マネキン。
誰か来はったんかな?とそっちを見てみるとそこには宇野千代マネキン。
 宇野千代マネキンの圧倒的存在感ッ!!!

前田利行・宇野千代コーナーを堪能した後は、
向かいにあった展示室へ入ります。
…ほほぅ

 

こちらは薄墨桜をテーマにした書や絵、写真などの芸術作品の展示室でした。
中でもスゴイなぁと思ったのが、美濃和紙で作ったと書かれていたミニチュア薄墨桜レプリカ。
花びらの一枚一枚が和紙で作られてるんだよなぁ。数も多く作るの大変だったろうなぁと感心。

他には日本三大桜の写真や、菊花石と呼ばれる花の模様が入った石が展示されていました。
この菊花石、根尾谷で産出されるものは特に品質が良い事で有名で、
現在特別天然記念物指定されているとの事。
…たしかに綺麗だわぁ。と感心しながら展示室を出て次の場所に進むと、
カメラ構えて熱心に撮影しているオジサン達がいっぱいる場所にでました。
そうここは…。

菊花石と化石のコーナーだったのだ!
熱心に一個一個撮影しているオジサン達。
そりゃぁこんなに綺麗なんだから撮りたくなりますわなぁ。
鉱物鑑定士8級である僕もじっくり鑑賞だ。

大きいのから小さめのもの、銘のついた物もあって
とても見応えがありました。

そんな中に、こういう体験ものがあるのはうれしいですな。

この菊花石コーナーだけで一個の博物館にしていいくらいの内容の濃さに、
さくら資料館すげぇなぁ~と感心してたんですが、まだもう一つ展示室があるのを忘れてはいけない。
そう、次は民族資料室だ。

民俗資料と言う所から、
道具類なんかの展示だろうと正直期待も何もしてなかったのですが…
ここが一番珍スポ度が高かった!

この民族資料室では、根尾谷がある本巣市の有形・無形文化財などについての展示がされていました。

ひゃっ!
部屋に入ると最初にあったのが昔の暮らしの様子をマネキンで再現したコーナー。
このマネキン…。

どことなくももクロの緑ちゃんに似てる気がする(がきんちょリターン・キッズを思い出すなぁ)。
それにしても目つきが怖いよ…。

こちらは上村一夫っぽい。

少し怖さを感じた昔の暮らしの様子のジオラマの隣には
これまたジオラマがありました。
こちら本巣の無形文化財の紹介コーナー。能狂言の様子を再現しています。
だけど…んんん?あれ、なんかおかしいぞ…?

違和感の原因は君達か!?
なぜかこういう場面で使われ事が多いバタ臭いフェイスのマネキンさん。
ヘンテコ感満載である!
異常に男前なのが何とも言えないよね。ちょっとジョージクルーニーっぽい。
…しかしなぜこの髪型?(渋い銀髪が謎だ。手前のワイルドな短髪もこれまた謎。)
全てが謎だらけである。

さくら資料館は、感動すら覚える程の真面目な内容の展示をしているのに、
ジオラマとマネキンの作り込み具合の凄さとヘンテコ具合でB級スポット感も併せ持つ
素晴らしき博物館でした。

薄墨桜を見に行ったなら、さくら資料館には是非とも寄ってみるべし!
ただ開いてる期間は短いんだけどね…。なかなかの難易度。

 

(平成27年4月訪問)

さくら資料館 本巣市観光協会さんの紹介ページ
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ さくら資料館目当てに来るのもいいんではないかと思うくらい面白い。
ヘンテコ度 ☆☆☆☆☆ ジオラマの迫力・宇野千代さんマネキン・バタ臭いマネキン。どれも一級品。

入館料 大人300円
開館時間 9:00~17:00
開館期間 3月下旬~5月連休 夏休み期間の土日

 

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