京都伏見にある運河!三栖閘門と三栖閘門資料館。(京都)

小学生くらいの子が大声で嬉しがって言いそうな、三栖閘門(水戸黄門に匹敵するはず)。
カタカナで表記するとかなりヤバい感じがするぞ、三栖閘門(ミスコウモン)。
説明しよう。三栖閘門とは、濠川と宇治川に船を通すために作られた閘門の事である。
簡単に言うとパナマ運河のようなものだ。~

そんな「声に出して言いたい日本語」トップテンに堂々ランクインの三栖閘門を見に、
おけいはんに乗って行ってきましたよ。

…そういや三栖閘門を見に行くのは何年振りだろう?
前回は確か、京阪一日乗り放題チケットを買ったものの、
ほとんど電車やバスに乗らなかった為に全くもって元を取れておらず、
それならば!と無理やり中書島で下車してそんなに興味も無いのに見に行ったんだよなぁ。
んで、三栖閘門近くにある古い感じの小さな資料館は誰も居らずに貸し切り状態で、
一体全体ここは何やねん!と悶絶したんだっけ。

でも資料館の入り口には近代化産業遺産の標識がついてあって、
やっぱり見る人が見たら楽しい施設なんだろうね、
なんて同行者と話したのを覚えております。

だけど、三栖閘門の迫力と美しさには感動したんだよなー。
あんまり建築物とかに興味がない僕でも感動したんだから
やっぱり三栖閘門は凄いのだろう。

 

さて。
伏見・宇治乗り放題チケットを使って三室戸寺と萬福寺を見学後、
中書島に戻り南出口から出ますと、すぐに伏見港公園が見えてきました。

そうそう、確かこの公園を抜けて行ったんだっけなぁ…(前回来た時の事を思い出しながら)。
テクテクテク…
そうそう、テニスコートの横を歩いて行けば…
って、そうだそうだ!あの時はリア充テニサーどもが
キャッキャキャッキャ言いながらテニスやってて
それにすごくムカついたんだよな!
キィー!思い出したら腹が立ってきた!ちきしょうめ!

深呼吸して怒りを鎮め、だらだら歩いて行きますと橋に到着。
ここらへん、なかなかの高低差で、日差しのキツイ夏場に上り下りするのは
結構しんどいものが有ります(どんだけひ弱やねん)。

橋の近くにはこんな船の形をした休憩所?ベンチがございますのよ。
舳先の部分に立って船頭さん気分がたっぷりと味わえますえ。
流石は水運の街伏見でございます。

橋の上でキョロキョロ。
目指す三栖閘門のある方に目を向けるとこんな感じ。
…見えた!

 

さぁどんどん近づいて行きまっせ!
しかし間近で見るとホント、ド迫力だなぁ。

三栖閘門付近の地図。

こちらが宇治川方面の閘門。
手前には十石船の船着き場が作られています。
長建寺側の乗り場からこちらまで船旅を楽しむことが出来るので、
一度乗ってみたいなぁなんて思っているんですが、なかなかのんびり乗る時間的余裕がないので
いまだに乗っておりませんわ。桜の時期なんかすごく綺麗なんだろうなー。

船着き場へ行く手前にあるこじんまりとした小さな建物、そこが三栖閘門資料館。
ポツンとあるんだよな。

 

前に来た時よりきれいになってる気がするけど、気のせいだろうか。

さぁ中へ入りますか…んん?

え?来館者40万人?
そんなに人が来ているのかよ!
前に来た時なんか俺達以外の観光客なんて誰も居なかったんだが…。
まぁ十石船の船着き場のすぐ側なんで、やっぱり見に来る人も多いんでしょうねぇ。

館内はひんやりクーラーが効いていて、
暑い中を歩いてきた体にはたまらなくありがとうございますでした。

休憩もかねて、じっくり館内を見学。
ふむふむ。…って、あれ?なんか面白いぞ。

伏見の水運や、歴史などについての展示がされていたのだけど、
これがすこぶる興味を惹かれるのだ。

展示物の中にはこんなものも。
三栖閘門の仕組み?を体験できる動くジオラマ!?
…なんですが、故障中でした。
んー、この模型、どんな感じで船が渡る様子を再現してくれるんだろう。

しかし行く先々の展示物の故障率が高すぎるなぁ。
アクア琵琶でもお魚ゲーム故障中だったし…。
たぶんこれが一番の目玉展示だったと思うとちょっと残念でしたわ。

他にはこんなのも。
伏見の街のジオラマ模型!
こういう細かいジオラマ大好き。

三栖閘門資料館は小さくて展示物も少ないですが、なかなか見応えがありました。
しかし以前見た時は全く面白くなかったのになぁ。うーん、なんでやろw

宇治川の方の閘門。
階段を上って閘門の近くまで行くと宇治川の流れを見物できます。
なかなかの眺めですぜ。

(平成26年7月訪問)

三栖閘門資料館 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆★★ 三栖閘門と抱き合わせで。とりあえず眺めがいいんだから!
ヘンテコ度 ★★★★★ ヘンテコ要素は無し

入館料 無料
開館時間 09:00~16:30
休館日 月

 

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