三朝温泉にある露天河原風呂の、もの凄い罰ゲーム感!(鳥取)

鳥取へ皆で遊びに行こうと決まった時に、最初の投宿先に三朝温泉を選んだのは
そこに僕の憧れの、理想的温泉街の姿を見たからなのであります。

川沿いに立ち並ぶ温泉宿。
怪しきネオン輝くストリップ劇場に、大人から子供までレッツ保安官!な射的場。
ん~、これこそ正統的温泉街スタイルだよね!

そしてそして密かに楽しみにしているのが(これが選んだ一番の理由)、
噂に聞く三朝温泉名物・混浴露天風呂なのであーる!
なんでも開けっ広げの河原に作られているので、
凄まじき恥ずかしさに打ち勝った勇者しか入る事が出来ない
超絶難易度の露天風呂との事なのだ。
これは見てみたい。いや、見るしかない!
…あ、決して混浴が目当てとかではゲフンゲフン。
 さあ、入浴中の火野正平サンに会いに行こう!

 



燕趙園を出て車に乗り込む。

時刻を見ると丁度時刻は4時過ぎだ。
鳥取駅前で借りたこのレンタカーの返却時間は米子の店舗に8時なので、
もうちょっとだけ何処かに寄る余裕はありそうだけど、
流石に当初予定していた倉吉やコナンの記念館に行くのはちょっと無理っぽい。
って事で、ここは素直に僕の宿泊先である三朝温泉へ向かう事となりました。

何だか僕の行きたい場所ばっかり行ってるし、しかも一番最初に宿に送ってもらうってのも心苦しい。
(友人二人は、皆生温泉と松江温泉に宿泊。一緒に旅行しておきながら三者三様バラバラの宿です)
…そうだ、三朝に行けばいい事あるぞキャンペーンを行おう。

唐突に車内で始まる三朝温泉アッピールタイム。
男なら誰しも心惹かれること間違いなしの、
「三朝温泉にある露天河原風呂は混浴で、しかも無料で入れるんぜ!」
という情報を、ここぞとばかりにギレンやシャアの演説の如く滔滔と語ってみると…釣れた!

万年発情期・助べえ極まりない犬面犬氏がこちらがドン引きするほど食いついてきた。
それどころか、むしろ三朝温泉に早く行こう!
と温泉に入る気満々で率先して移動しようとする。

カーナビに三朝温泉を登録しすぐさま移動開始。
途中、国宝三徳山の投入堂の近を通るようだったので、
出来たら寄ってみようという事になる。
山道をうねうね走っていくと、左三徳山、右三朝温泉の表示のある分かれ道に着く。
ぬぬぅ。三朝へ行く途中に三徳山があるのではないのか…。
時間的に回る余裕はないからあきらめるほかはないか…。
と、ここは無念の三朝温泉直行となった。

三朝温泉方面へどんどん進む。
大きい川が見え、車両の数も増えてくる。
どうやら着いたようだ。

うおぅ!ナイス温泉街!
大きい川の両側に、温泉旅館などが建ち並んでいる。
レトロな雰囲気が素晴らしいじゃぁないか!
これは正に僕が憧れていた温泉地の風情そのままだ!

まずは三朝温泉内で一軒だけというコンビニ(というよりスーパーでした)へ寄り、
飲み物などを調達する。夏は暑い。

その後、犬面犬氏は駐車場を探して車を走らせ、
待っている間、M氏と僕は一足先に三朝温泉街を見て回ることにした。

橋を渡る。でっかい川だ。

こんな川なのですが、
橋の向こう側の河原の所を見てみると、なんか簾のようなものがたって…おる!?
んんん?

うわわああああああああああああああああああ!

丸出しや!ケツ丸出しや!
透け透けの簾からはおっちゃんたちのおけつがいっぱい見えてますやん!
た、対岸のこんなに離れた位置からこれだけ見えてるってことは、橋の向こう側の近いところからだと
これはかなりの露出具合なんじゃなかろうか。
ってか、裸のおっちゃん達、全く隠す気がないらしく、仁王立ちしたり、すだれのない場所に出て
立ったりしてるから丸見えですやんw
あれは絶対わざとやってるw

 

「嘘でしょw」
想像を絶する丸見え具合に僕達笑いが止まらない。
これ、温泉に入るの難易度高すぎるだろw

この後、何も知らずに車を止めて来た友人はあそこに入るのか…w
混浴という事に彼は壮絶に喜んでいたけど、こんなん絶対女の人入るわけないですやん。

ちなみにこんな感じの露天風呂です
三朝温泉観光ガイドさんの河原風呂紹介ページ
さすがに写真を撮るのはまずい気がしたので撮りませんでした
(通りすがりの人、結構みんな撮ってたけどw)
まぁたとえ撮影していいとしてもおっちゃんの裸なんて撮りたくないw

しかし、この光景を見たら、あいつどんな顔するやろうな。
なんてM氏と話しながら橋を渡る。
いやぁ何度見ても、すごいわ…。

彼奴が車を止めて戻って来るまでもう少し時間がかかりそうだったので、
川沿いの街並みなどを見学しつつ、辺りを散歩して戻るのを待ちます。
橋の袂にあった、大綱引き資料館という所で建物の写真などを撮っていると
中から資料館の女性の方が出てこられ、どうぞお入りくださいと招いてくださったので、
館内を見学。いろいろと説明などをしてもらいました。
そうこうしているうちに、ようやく犬面さん到着です。

 

開口一番、
「あれは無理やわ。」と。

だよね、だよねー。そうだよねー!
恐ろしいほどの開放感と丸見え具合が、あわよくば混浴、ムフフ!
なんて思っていた出歯亀の心を完全に砕いたようです。

 

いやいやいや。ここまで来てやらないってのはないでしょ。
こういうのをやる為にあなたはいろいろ各地へ行っているわけで。
今までにいろんなことを体験してきたあなたならできる!
と、絶対やらす気満々の僕とM氏でここぞとばかりに説得を試みる。

彼の心を落ち着かせ、決意さす為に射的場やストリップ劇場などを見て回りつつ説得。
一通り街並みを見学した頃、そろそろ出発しないと米子に間に合わない事実が判明した。
時間的にも追いつめられた犬面さん。
しばしの煩悶の後、ついに河原風呂に入ることを決意!

この先、人外魔境につき注意。

とことこ河原へ降りていく犬面さん。
僕達は橋の上から彼の様子を眺めることにした。
んー、様子丸見えの特等席だなぁ。
着換えするところも丸見えとは…恐ろしや三朝露天風呂。

しかし友人とはいえおっさんの裸なんて見たくはないんですが、
話のネタに我慢して見続ける。
どこに行っても恥ずかしい事ばっかりする犬面さんが
ものすごく恥ずかしがっているのがとても新鮮でした。

こっそり湯船の端のほうに入り、1分もしないうちにギブアップ。
戻ってきて一言、これは無理や。今までで一番きつかった。
との事でした。

 

橋の上から見てる時、僕達の横を通りかかったおばちゃんが河原風呂のほうを見て、
「あんなん、自分のに自信ある人がはいってるんやで」とあざけってたのが強烈でした。
おばちゃんの目線の先に居たのは、おチンチン丸出しで仁王立ちしていたどこかのオジサン。

 

(平成24年7月訪問)

三朝温泉 河原風呂 三朝温泉観光協会さんのサイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 難易度高すぎると思うw入った人は勇者だ!
ヘンテコ度 ☆☆☆☆☆ 心砕けること間違いない。

 

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