な、何じゃアレは~!!!
重力をド派手に無視して、壁を垂直に進む船じゃとォーッ!!!
新手のスタンド使いかァーッ!
波打つ壁面ッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴ…
こんな感じにジョースターさん気分を満喫できる、
ちょっぴりヘンテコなオブジェがあるのが「大阪企業家ミュージアム」。
関西に縁のある、企業家達に関する展示が行われている博物館で御座います。
近くにある、と言うか道路挟んで真向いのゼー六(大阪名物のアイス屋さん)には、
よく買いに来てた事もあって(東大阪まで行く元気が無い時は、仕事場近くのこちらへ行ってました)
企業家ミュージアムの前は何度も通っていたんですが…
これまで一度も入ったことが無かったんですよねぇ。
(だって、企業とか経営とか、そういう関連の展示ってどう考えても面白そうには思えな…ゲフンゲフン)
どっか遊びに行きてぇなぁと悶々としていた11月の中頃。
丁度、秋の恒例イベント「関西文化の日」で入場料が無料になってたんで
行ってみる事にしました。
ちょっぴり入りにくい感じのする入り口の階段を下りると、長いロビーに到着。
ロッカーに荷物を預け、左側にあった受付でチラシなどを貰って中へ入ると、
最初にあったのが映像コーナー(プロローグコーナー)でした。
(館内は撮影禁止ですので写真は無し。公式サイトに展示物など載ってますのでそちらでどうぞ)
全くと言っていいほど興味が無い分野(経済)なので、どうせ五分コースなんだからと
そのまま映像はスルーして奥へ行こうとした所、近くに居た係りの方がやって来て、
「もうすぐ終わりますので、次の回のをご覧ください」
と言わはりました。
映像の長さは大体13分ですと聞き、
な、長い…とまずは軽く悶絶だ。
椅子に腰を掛け映像視聴開始。
どうせつまらんだろうし、それを13分もか…なんて思いながら見てたんですが、
あれれ?意外に面白いぞ!?
江戸時代から現代までの大阪の企業の発展の様子とか、そんな感じの内容だったんですが
これが面白かったのですよ。
んー、たぶん経済関連と言うより、歴史ネタって感じに思えたからかな?と分析。(日本史大好き)
…もしかして、企業家ミュージアムは想像していたのと全く違う!?と少々面喰いながら
次のコーナーへと進みますと、そこから始まったのが
関西財界人(企業)についてのパネル展示でした。
各業種、ジャンル別に分かれていて、なんとその人数、吃驚仰天の100人越え!
三井、住友、竹中工務店に、塩野義製薬。
森下仁丹にミズノ、クボタ、ヤンマーetc。
誰もが知る有名一流大手企業の社長さん・創業者さん達の来歴が延々と続くのですが、
この会社も大阪に縁がある会社だったの?この企業も?とちょっとビックリでしたわ。
このパネル展示コーナーで印象に残っているのは
サントリーやアサヒビールなどの食品会社のコーナーですかな。
レトロな美人ポスターなんかが展示してあってなかなか興味深かったです。
パネル展示のコーナーを抜けると、企業家デジタルアーカイブというコーナーに到着。
入り口付近には係りの女の人が一人いらっしゃって、なにやら子供ちゃんに機械の操作方法を
教えている様子。
…なんやろ?と気になったので見てみると、
そこにあったのは、「貴方はどの企業家タイプ?」(←勝手に意訳)という
体験ものでした。
おおおお!これは面白そう!
何々、質問に答えていくと、パネル展示で紹介されていた企業家の中から
自分と似たタイプの人が選ばれるとな。
…こりゃぁやるしかない。
問に答えて企業家の名前が出たものの、意味が解らずキョトンとする子供ちゃんが離れた後、
さぁてワイの番やで!といざ出陣!
タッチパネルで質問にどんどん答えていきますと、
出てきたのは
「貴方のタイプは上山英一郎さんです。」でした。
おお!日本の夏、KINCHOの夏っ!
愛用している蚊取り線香の会社なので
これはかなり嬉しい感じだ。(どこがどう似てるのかは全くわかんないけど)
この体験ものがあった企業家デジタルアーカイブでは
特別展「吉本せい物語」が行われていて、
吉本せいの衣装や吉本興業の芸人さん達に関する品物などが展示されてましたわ。
それらの展示物を見終わって部屋を出ると、入り口受付前に到着です。
ふぃ~。意外といっちゃなんだけど、かなりの面白さだったなぁ。
音声ガイドも無料だし、穴場スポットかも。
さぁて次は適塾に行ってみますかのぅ。では!
(平成29年11月訪問)
大阪企業家ミュージアム 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆★★ 体験ものは気楽に楽しめますな。
ヘンテコ度 ☆☆☆★★ 壁のオブジェはなかなかヘンテコ
入館料 大人300円
開館時間 火・木・金・土 10:00~17:00 水 10:00~20:00
休館日 日・月 祝日 年末年始 お盆
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