秋の奈良旅行。第69回正倉院展を見に奈良国立博物館へ。(奈良)

知人から正倉院展のチケットを頂きましたので
天気のいい日にぶらっと奈良まで出かけてきましたよ~。
秋の奈良旅行やでー!

 

さて。11月と言えば関西各地にある博物館などの文化施設が
入場無料になるイベント、
関西文化の日」が行われる月でして、
こりゃぁ丁度いいや。奈良の無料になる施設と合わせて回りますかな。
なんて思ったのですが、よくよく考えてみると、
…正倉院展、めっちゃ行列出来とるんとちゃうん?と言う疑問。

何年か前に蘭奢待を見に行った時は確か1時間待ちとかだった筈。
んー。それなら無理して土日にわざわざあわさなくても(無料になる日は大体土日が多いっす)
平日に行った方が絶対いいよなぁ。
しかも近鉄奈良駅付近で無料になる施設のほとんどは18~19日になってるからなぁ。
(正倉院展は13日まででした)

関西文化の日公式サイト

って事で平日にやってきた奈良はすっかり秋めいておりました。
(写真は興福寺の境内)

 

昼過ぎ到着の近鉄奈良駅付近は平日なんてなんのその、
相変わらずの観光客でごった返し状態です。
このうちの何割かは正倉院展…?ヒィー!

駅を出て、まずは案内所にて地図をゲット。
今回の奈良プチ旅行では、正倉院展の他に頭塔や志賀直哉旧宅、
その他にも吉城園など回ってみる予定です。
(とりあえず色づき始めの紅葉をメインに据えてみたよ!)

正倉院展の会場である奈良国立博物館へ向けて坂道をえっちらほっちら。
バスに乗るには近い、だけど歩いて行くには微妙に遠い奈良国立博物館。
後の行程を考えるとレンタサイクルの方が良さそうなんだけど、
もしならまちの方に行くんだったら自転車だとかえって移動しにくい為、ここは歩きでの移動を選択だ。

そういやこっち側に入った事なかったよなぁ…
と、興福寺の方から歩いて行きますと、
現れたのが仏像館の後ろ姿(と言うか、もともとはこっちが正面だよね)。
…おおおおお!これはかっけぇ~!
いつも入り口側からしか見たことがなかったので何気に新鮮な感じです、ハイ。

ウホウホ鼻息荒く記念撮影に興じていると、
何時の間にかひっつきそうなくらい僕の真横に女性ががが!
(うわわわわ!もしかして突発イベント発生!?←恋愛ゲーム好き)
その彼女、ニコニコしながら片言の英語で僕に向かってスマホを差し出してきたのです。
ん、ああ、記念撮影ね…。と、露骨に下がる僕のテンション。

ただでさえ頼まれた記念撮影ってのは緊張するのに(折角の旅行だろうから上手に撮ってあげたい)
今回はスマホで御座いますよ、ス・マ・ホ!
アタクシ、自慢じゃないけどスマホなんて使った事が無いんですよね。
だから操作方法なんてこれっぽっちもわかんない。
その上、相手は日本語通じないし…。
なので、頑張って身振り手振りで操作方法教えてって言ってみたら
(プッシュ、プッシュ、オッケー?)

オッケーオッケーと返事が…って、ホンマかよ?

すたすた建物の前へ行ってポーズをとる女性。うんカワイイ。
だけど、こちらは冷や汗だらだらだ。だってどうやっても、
スマホの中の彼女が大きくならないんだもん。
ボタンを押そうが画面を擦ろうがどうにもならない。
そんなこちらの様子を見て、心配げに寄って来る女性。うんカワイイ(二度目)。

…確か、奈良在住のスマホ野郎のアイツ(痴人男性)は、拡大する時指をひらげてたよな。
よし、それに違いない。と、その動作を女性に見せると、またしてもオーケーオーケーと言い
建物の前に走って行った。…ホンマかよ?そして、うんカワイイ。

よし、今度こそはと、さー、さーっと何度も指を広げてみるが一向に変わらない画面に悪戦苦闘!
そしてまたしても心配そうに戻ってきた彼女に平身低頭!
笑顔でオッケーオッケーと彼女は去って行ったんですが、これで良かったのかしら?
心折れ乍らその場を離れ、ふと振り返ってみると…、
僕にしたようにピョンピョン跳ねながら近くの人に駆け寄っている彼女の姿がそこに有ったのです。
おお…。
やっぱり俺の撮った写真はアウトだったんだな。
奈良に来た早々、こんな感じかよ!と何とも言えない気分になりましたとさ。

おっと、壮絶に話がそれてしまった。
仏像館を回ると奈良国立博物館前に到着です。

むふふ…。平日に来た甲斐があったな。
待ち時間は5分ほど。こんなの待ち時間とは言わないぜ。

 

でも、入り口付近は意外と列が出来ておりました。
まずはロッカーに荷物を預け、列に並びます。
そして途中に置いてあった読売新聞発行の(展覧会の主催が読売新聞だったはず)正倉院展特別版新聞を
手に取り、何が出展されているのかを確認だ。
ふーむ、知ってるの何もないなぁ。目玉的な展示物は…
この綺麗な瑠璃色の器なのかな(一面に載ってました)

パラパラ新聞を読んでいるとあっという間に館内だ(5分もかからんかったなぁ)。
出品目録を貰い二階の展示室へと移動。
おお…、前回来た時よりは空いているけど、それでも人でイッパイや。

 

以下は忘備録代わり。
・臈蜜(ミツバチの巣から作った蝋)…茶色い何とも言えない固まりで、
 説明によれば腹痛止めのお薬なんだって。んー、これは飲みたくない感じのビジュアルだわ。
・東大寺開田地図…東大寺の荘園の地図で、その村の名前が衝撃的だった。だって糞置荘なんですぜ。
なんでこんな地名?と気になったんで検索してみたら、福井テレビさんで特集されてた。福井テレビ
・緑瑠璃十二曲長杯(瑠璃色の器)…とても綺麗な器でした

と、小学生の様な感想で締め。
さぁ次の場所へ移動開始!


前回見に行った時の話はこちら

蘭奢待を見に正倉院展へ行きました。「奈良国立博物館」(奈良)
毎年10月後半から11月半ばにかけて開催される正倉院展。 東大寺ミュージアムへ向かう道すがら、ちょっとどんな様子か覗いてみようと、 (並ばずすぐに入れそうだったら見て行こう!) 奈良国立博物館の方へ寄って行くことにしまし...

 

(平成29年11月訪問)

奈良国立博物館 公式サイト

第69回 正倉院展
開催期間 平成29年10月28日~11月13日
入館料 大人 1100円
開館時間 9:00~18:00 (金・土・日・祝は20:00まで)

 

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