奈良大菊人形展目当てでやって来た初秋の奈良。
日本庭園に菊人形、古い町家に美術館などなど、
行ってみようと思っていた場所はあらかた見学する事が出来まして、
残す所はこの日特別公開中だった「森家住宅」のみとなりました。
さぁ、もうひと踏ん張りして行きまっせ!(ずっと歩きっぱなし)
奈良町からくりおもちゃ館を出た後は、
一旦坂道を上って来た道を戻り、しもみかど商店街の方へ向かって進みます。
そろそろ着く頃かな?どの町家なんやろか?
そんな風にきょろきょろしながら歩いていると、
え?いつの間にか商店街の入口まで出とるやないの。
あれ?あれ!?
もしかして場所間違えた?
そうです。そうなのです。思いっきり場所間違えておりました。
正解はおもちゃ館を出て西側へ向かって坂道を下る。
筋を一つ間違っておったのですな。
でもまぁここまで来ると近くには、まだ入ったことのない「なら工藝館」があるから
これはこれで良し。
という事で、時間的にぎりぎり(そろそろ4時近く)でしたがちょっと寄っていく事に。
ってか、なら工藝館ってこんなにでっかい綺麗な新しい施設だったっけ?
入口近くに置いてあった掲示用看板を見るとそこにはリニューアルオープンの文字が。
ほぅ…それでこんなにええ感じの施設なんやね。これはやっぱり入るしかない。
んで館内見学してたんですが、
ここでまさかのカメラのメモリーがいっぱいなるという惨劇ががが!
うはっ!まじかっ!そんなに沢山撮影してきたつもりはなかったけど…。
仕方なく先程撮っていた、おもちゃ館でのからくり動かしている動画なんかを
慌てて削除したんですが、どうにもこうにも工藝館で撮る分だけの
容量を確保する事はできませんでした。
この後、森家住宅もあるというのに…。ぐぬぬ…。
方針転換。工藝館の見学は次回にたっぷりする事にして、すぐさま移動開始です。
その後すぐさま森家住宅に到着。工藝館からだとちょっと歩くくらいの距離でしたな。
なんか茶釜みたいなお屋敷だなぁというのが第一印象です。
森家住宅の説明はこちら。
それにしても格子の具合が独特な感じでかっこええ。
気になったのでちょこっと調べてみると、この格子は奈良格子と言って
奈良の町家独特のものなんですって。
なんでも鹿さんが家の中に入ってこない様にする為のもので、
且つ怪我をさせない様に考えられたとの事でした。
ちなみにこちらは説明の中に出てくる、お隣の「細川家住宅」
実際に住居として使われている森家住宅。
一瞬、ほんまに入ってええんやろか?と思ってしまう、特別公開感のない玄関先のビジュアルですが、
掛けられている奈良町見知ルの暖簾に背中を押されての見学開始でございます。
中に入ると丁度先に見学されてた方が、
住まわれている方から説明を受けている所でした。
こっそりと一緒に説明を聞く僕。
「あら、お兄さん背が高いから危ないわね」
なんて説明聞いてる途中におかみさんに言われたんですが、
天井とか鴨居とかビックリするほど低かったっす。
トリックの上田教授状態w
時間的にどうやら先に居てた見学の方が本日ラストの回のようだったので
ほんのちょっとだけの見学になってしまったのだけが残念。
見て回る順番を変えてもっと早くに来とくんだった。と盛大に反省です。
これにて秋の奈良旅行、完!
(令和3年11月訪問)
森家住宅 奈良市の紹介ページ
おすすめ度 ☆☆☆★★ 通常は予約が居るので見学のハードルが高いっす
ヘンテコ度 ★★★★★ ヘンテコ要素は無し
見学は要予約で受け付けてはります。
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