廃人旅行舎グダグダ旅行記

ハコモノ巡りとマネキンジオラマの記録帳

ここに来れば細川幽斎マニアになれる!田辺城隅櫓「彰古館」(京都)

time 2022/05/16

GWを目前に控えた四月下旬の或る日、
鹿の国の住人K氏からメールが送られてきた。

なにっ?畿内一の筆不精と評判の彼からお便りとは
一体どういう風の吹き回し!?
そういや冬に十津川に連れてってもらった際に、
「次は花粉症あけ位にどっか行きましょう」と言ってたよなぁ。
となると、これは旅行のお誘いに違いない。

お鮨大好きな彼の事だから今度は北陸方面かな?
いやいやフェリー使って四国ってのもあるぞ。
これから行くであろう旅先に思いを馳せながら
ドキドキワクワク、メールを開いてみると、
そこには「GWに恐竜博物館に行きましょう」と書かれていたのであった。

うほっ!越前か!
これは素晴らしいチョイスやな~。

数年前に永平寺へお参りに行って以来、
ずっと福井ブームが続いとる我にとってはドストライクすぎる場所なんよねぇ。
越前そばが食いてぇ。ソースかつ丼が食いてぇ。
恐竜見てぇ。一乗谷行きてぇetc 欲望まっしぐらである。

現地での観光先を探して選んで
情報なんかを纏めておくのはこちらの役割なので
早速、恐竜博物館を中心に色々と計画を練ってみた。
見に行きたいのは越前大野城に武家屋敷、そして防雪壁。福井まで出て福井城と丸岡城。
勿論、永平寺と一乗谷は外せないし、越前かにミュージアムも興味ありありだ。
となると、とてもの事日帰りなんて無理である。
そもそも恐竜博物館だけで余裕で一日かかりそうな感じやしなぁ…

しかもだ。そもそもGW真っ只中に
車で旅行ってのが一番ヤバいんじゃないのかと。
名神高速なんて間違いなく大渋滞やろうし。

今孔明と称えられる吾輩でも、
どう考えてもこんなん無理ゲーですやんと
全くもってお手上げ状態な為、
急遽難波の鄙びたお好み焼き屋さんで打ち合わせをする事と相成りました。
「一泊しとく?」
「無理無理。そもそも宿が空いてない。空いててもGW料金w」
「いっそ目的地変更?山陽の方行く?」
「それなら…」
議論に議論を重ね、お好み焼きをうまうま平らげた頃に
ようやく行き先が決まったのであります。

今回のGW日帰り旅行先は…
海軍の街「舞鶴」に決定!我々、舞鶴鎮守府に提督になりに行きますぞッ!

 

1 鹿の国から京都縦断の旅路

舞鶴への移動のし易さを考えてか、
K氏が提案してきた集合場所は近鉄西大寺駅でした。
「え~、大阪駅まで出て来てくれないのかよ」と全力でぶー垂れたものの
運転しない(出来ない)者には車に関しての発言権は皆無!
っちゅう事で、しぶしぶ朝っぱらから眠い目を擦りながら鹿の国まで移動です。

駅前で合流後はすぐさま車に乗り込み、
朝7時過ぎに出発。
まずは道路交通情報を聞いてみると、
名神高速は朝の内のこの段階で既になんとなんとの30キロほどの大渋滞。
…コレ、恐竜博物館にしとったら、着くの昼過ぎやったんじゃねw
ホッと胸をなでおろすオッサン達でした。

車はほとんど乗らない(運転できない←2回目)為、
どうやって舞鶴まで行くのかちんぷんかんぷんですので
今どこにおんねん?この道はどこよ?なんて質問しながらのドライブです。

登美ヶ丘を通過の際は森見登美彦話で盛り上がり、
鹿畑、鹿ノ台を通過時は、どんだけ奈良は鹿好きやねんと
奈良人の鹿推しの凄さに更に大盛り上がり。
学研都市、国立国会図書館を眺め、旧私のしごと館の前を通った際は
お互いに一度遊びに行ってた事実に爆笑でした。
大住を抜け、木津川沿いを進み、どこから高速に入るか探り探りのドライブが続きます。
京阪沿線に近づくにつれ、ここら辺はよく遊びに来てる場所や、
ここはこんなんあるで、あれは背割り堤やな。
とここぞとばかりにマウントをとっておいた。

大山崎ジャンクションで高速に乗りこむと、
ここの造りがたまらんのよねぇとジャンクションを見て
興奮気味のK氏にはドン引きするしかなかった…。

本日は晴天なり。
新緑が眩しいやねぇ。ほんと旅日和のいい季節です。
道路も全く混んでおらず、快適快調に長岡京、大原野、亀岡と進み、
京丹波パーキングエリアで一旦休憩。

 

2 古墳と埴輪と萌えキャラ

休憩に寄った京丹波PAはびっくりするほど巨大な施設でした。

まずは土産物などを販売していた京丹波マルシェを覗くとお客さんでぎっしり。賑わってるわぁ。
その後、隣の京丹波ステーションで観光パンフレットなどをしこたま仕入れます。
舞鶴の情報や地図を沢山得れてほんま助かった。特に舞鶴の地図は一日中大活躍でしたわ。

そしてそして、この京丹波ステーションで見つけたのが…

こちらの「みこはにビーンズ」。カワ(・∀・)イイ!!
この施設の公式キャラクターとの事。公式サイト

それにしてもみこはにとは何とも不思議な名前やなぁなんて思ったのですが、

それもそのはず、この近くにある古墳から発掘された
巫女埴輪をモチーフに擬人化されたキャラクターなんですって。

ちなみに巫女埴輪が発掘されたその古墳は
京丹波ステーションを出たすぐ隣にあって

 

パーキングエリアからおりて見学しに行くことも可能でした。
とりあえず階段は結構急で、古墳公園まではそこそこ距離があったので眺めるだけで今回は我慢です。

京丹波パーキングエリアを出発後、
綾部を過ぎてしばらく行くと遂に西舞鶴に到着です。
ここまで奈良を出てから凡そ2時間ちょいくらい。意外と早かった。

 

3 ここが細川幽斎の居城、田辺城か!

西舞鶴に到着すると、K氏から「今から何処に行くのよ」と尋ねられる。
…あwそういや今日どこ回るとか全く言ってなかったわw
って事で、早速本日の行程・予定を伝えます。

~まず西舞鶴で向かうのは田辺城。その後、吉原入江と言う風情ある街並みを見学し、
五老タワーへ向かいます。そこから東舞鶴へ出て赤れんがパークへ移動しまして、
昼食後に自衛隊基地内の海軍記念館を見学します。そして引揚記念館で舞鶴観光はフィニッシュ。
舞鶴観光の後は時間によるけど小浜まで出て晩御飯の予定。~

とりあえずこんな感じね。
と伝えたところ、どうやら異存はなしの様。
まぁ予定は予定であくまで未定。途中途中面白そうなとこあったらどんどん寄ったらええし、
適当に行きましょう。ってことで、早速、この近くにレトロ自販機がたくさん設置された
ドライブインダルマと言う有名珍スポットがあるんやけどどうよ?
なんていきなり振ってみると…
「あー、それは別にいいかな」とあっさり却下された。(・д・)チッ

 

インターチェンジを降りてからは、川沿いをまっすぐ、
長閑な雰囲気の街並みを進んで行きます。舞鶴、とてもええ感じやねぇ。
途中で橋を渡って少し進むと…遂に本日最初の目的地、
田辺城に到着です。

 

4 田辺城隅櫓「彰古館」を見学

まずは田辺城すぐ近く、というかすぐお隣にある駐車場に車を停めたのですが、
この駐車場、なんと一時間100円と言うものすごい安さ。
しかも郷土資料館を見学すれば無料になるいう貼り紙まであって更にビックリです。

「駐車場大丈夫かな。あっても祝日休日料金でエライことになってんちゃうん?」
と来る前から危惧してたK氏もこれにはニッコリ。

車を降りて城に向かっててくてく歩いていきます。
昭和15年に復興された隅櫓と平成4年に復興された城門はたいそう立派でございました。←wiki調べ
(事前に何も調べてなかったので、着いた時はそんな事全く知らんかったんやけどね)

 

田辺城は関ケ原の合戦の折に細川幽斎が籠城したお城。
たった五百の兵で一万五千もの大軍を相手に2か月近くも耐えきったとか全くもって信じられんわね。
籠城当時の城の規模、形とは全く違うけど、現地に来てみて余計にそう感じましたわ。
朝廷から和睦の使者が絶対に来るのを見越して籠城したって話はたぶん本当なんだろうな。
黒いよ!腹黒いよ!幽斎!

さっきからちらちらと見える、城門前に立つ何だか気になるこの子は「ゆうさいくん」。
その名の通り、細川幽斎をモデルにしたゆるキャラとの事なんですが、
信長の野望の顔グラで慣れてしまってる身にはちょっと違和感が。

そうそう、話は変わりますが、城門お向かいの警察署が
ドラマに出てきそうなレトロ感を漂わせていたので記念にパシャリ。
十津川の警察署も渋かったが、こちら舞鶴の警察署もカッコよいな。

田辺城跡は現在舞鶴公園として親しまれとるんですが、
城門をくぐると公園案内地図がありましたのでまずは確認です。
櫓と城門が資料館になってて、奥が公園か。ん、天守台跡もあるのね。

では田辺城資料館へ向かいます。

資料館の入館料は大人200円と駐車場に続いてこれまた格安。
龍野のハコモノも大概安かったけど舞鶴もそれに匹敵するなぁ。こいつぁすげぇよ。

ここを上がって行けばいいのね。

 

…と、上がってはみたものの、城門側と櫓側と入口が二つあるけどどっちいけばええのかな?と迷う。
(左は櫓入り口近くからの写真。右は城門入り口前からの写真)
さっき見た城門前にあった案内には資料館は城門2階と書いてあったので
とりあえず城門側に入ってみると、入り口付近に受付がありました。
案内通り城門上が資料館なのね。
となると、細川幽斎と書かれた暖簾がある隅櫓は一体?

資料館の方は来館者が多かった為、先に隅櫓へ向かう事にしました。
階段を降りて入口へ向かい、中へ入りますと…

なんかいっぱい吊るされとるで。

タペストリーには

幽斎に関する事がぎっしりと紹介されておりました。

2階にも上がることが出来、
そこからの眺めはなかなかのものでした。
ただし階段は急でしたので、行かれる方はご注意有れ。

この若き日の細川藤孝イラストは佐藤浩市似よねぇ。

色々書くにあたってググってみたんですが
田辺城隅櫓「彰古館」は令和二年四月より細川幽斎の生涯にスポットを当てた
展示内容にリニューアルしたとの事でした。
丁度、麒麟がくるの放送時やってんね。産経新聞の記事

(令和四年五月訪問)

 

田辺城隅櫓彰古館
おすすめ度 ☆☆☆★★ 幽斎マニアになれまず
ヘンテコ度 ★★★★★ ヘンテコ要素無し

入館料 無料
開館時間 9:00~17:00
休館日 月 年末年始

 

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