会所巡りが楽しい祇園祭後祭(京都)

一週間ぶりの京都。
まずは「きっとこれが今日の昼食になるのでしょう。…お腹一杯になぁれ!」と願いを込めて、
たっぷりのタルタルソース(豆乳製)がかかったアメリカンドッグに齧り付く。

んまいッ!

…そういや、アメリカンドッグって、
ソーセージの周りの甘い皮(生地)がどうにも苦手で長い間食べれんかったんやけど、
(初めて食べた時、フランクフルトみたいなのを想像してたんで、その甘さに衝撃を受けたのだ
何時の間にか好きになってたんよねぇ。
「なんでしょっぱい肉に甘い皮ついとんねん!気持ち悪い!」
と全く理解できなかったのに全く持って不思議だわ。
(その癖、パイナップルの入ったハンバーガーは大好物でした)

今となっては、気持ち悪かった甘い皮が病みつきで、
むしろソーセージ要らないから甘い皮だけ売って!って思う程だ。
(551の豚まんも、餡より皮が好き)

…オッと、話が全然違う方向に進んじゃってるぞ。
アメリカンドッグの話じゃない。軌道修正、軌道修正っと。

 

7月下旬。
下鴨神社の御手洗祭へ行く為にやって来た京都なんですが、
丁度この日は祇園祭の後祭の日でもありましたので
下鴨さんへ行く前にちょこっと寄ってみる事にしました。
(後祭が復活してからは来た事が無かったんで、どんな感じなんか楽しみ)

 

京阪祇園四条で下りて、まず最初にするのは食料確保である。
後祭では出店はないと聞いていたので(ホンマか!?)
錦市場の「とうふ藤野」に直行した。
(奇品・チョコレートコロッケを売るお店には何やら変わった新メニューが登場していましたよ)

京ドッグを購入後、そのまま錦小路通をまっすぐ西へと進み、
室町通に出て北上するとあっと言う間に目的地に到着だ。
真正面の鯉山へ行く前にまずは右折して橋弁慶山へゴー。
橋弁慶山では、ポートレート撮影なんかな?綺麗な浴衣姿の女性が山鉾の前で
ポーズをとっていたのが印象に残っております。陽射しギラギラでクッソ暑かったのに
汗もかかずに涼しげな表情だったのには、流石だ!としか言い様が無かった。

橋弁慶山から鯉山へ移動。

 

鯉山はいつ来ても行列が出来とるわ~。

 

浄妙山→黒主山。

黒主山は漆黒に塗られていて、「おお!恰好いいな!」と声をあげる人が多かったです。

黒主山と言えばやっぱりこっちも見とかなきゃ。
すぐ近くの誉田屋さんで飾られるでっかい昇り鯉。

 

年々、鯉が描き足されているらしいっすよ。

んで、こっからそのまま二条城へ向かう予定だったのですが
…ここまで来たら、やっぱり全部見ときたくなるよねぇ。
って事で、

 

ぐるぐるうろうろ。
役行者山→鈴鹿山→八幡山。

あとは、北観音山、南観音山、大船鉾の三基を残すのみ。
…なんだけど、いずれもどーんと南下しなければならないんだよね。
せっかく北上したのにこれはツラい…。
あああああ!二条城が遠のくよ!
と悲嘆にくれ乍らも、こうなったら行くしかないでしょ!
と空元気でガンバリマシタ(←偉そうに言う程大層な事やおまへん)

 

北観音山と南観音山。
浴衣姿の美人で溢れる会所二階を指をくわえて眺めます。
毎回来ては、あがってみようって思うんだけどさー。
なんやかんや理由をつけて未だに一回も上がった事が無いんですよねぇ。
(どっかの山鉾なんて上がるのに美術展一回分の値段なんだもん。全部回ったらエライ事になるぜ)

後一か所!
ご覧!大船鉾は…あんな遠くだよ(四条通の向こう)

この距離では、流石に行く気が…。
ってか、もう十分見えたからいいよね。うん、良い事にしよう。
そもそも前に行ったことが有るし。

よし!全部回った!って事で。(言い訳のオンパレードである)

 

後祭。感想。
早めに来た所為か比較的すいてましたわ。
と言っても、昼を回ると一気に人が増えたのでご注意。ツアー客の方も多かったですな。
出店もなく、祭りと言うより美術展みたいでしたわ(会所巡りが楽しい)。
あ、出店が無いと言っても、道に面したお店がいろいろ売ってたりしたんで
食い物飲み物には困りませんでした(そもそも出店関係なく飲食店いっぱいある)。

さぁ次は二条城だ。
既に暑さと歩き回ったお蔭で体力は空である。
二条城自体が恐ろしく広いので一体どうなる事やら。

 

おまけ

二条城へ向かう途中で見た焼肉屋さんの店頭の牛さん。
ん~、スタイリッシュ!

 

(平成29年7月訪問)

祇園祭後祭 京都市観光協会公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆★★ あまり込んでないうちに回るのがオススメ
ヘンテコ度 ☆★★★★ でっかい昇り鯉は大迫力でちょっとだけヘンテコ

後祭 7月21日~7月23日

 

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