天下の名勝・和歌の浦!観海閣を見に妹背山へ行く。

和歌山城から和歌の浦へ向かうにあたって、
城の西側の大きな通り・屋形通りを進んで行く事にしました。
(ちょっと寄り道をした岡公園の旧大村家住宅長屋門からは屋形通りが一番近かったのです)

これから目指す和歌の浦には、
きっと加太みたいに焼貝とか売ってるお店が並んでいるに違いない。
海の幸、選り取り見取りのパラダイス!(絶賛妄想中)
そう思って、移動途中に立ち寄ったオークワでは暑さ対策にお茶だけの購入にとどめ、
ずんずん自転車を漕いで先を急ぎます。…我慢我慢。空腹は最高の調味料やで。
(昼食をとってないので満腹度10%きっちゃってます。和歌の浦でいっぱい美味しい物食べるんや!)

和歌の浦までは大体4~5キロ程の道程。
一所懸命自転車を漕いでいますと、右手(西側ですな)に何やらこんもりと大きな山が見えてきました。
 …なんだなんだ?もしかしてあそこが雑賀城跡?(うろ覚えっす)
気になるなぁ。寄道したいなぁ。自転車だし時間的にも大丈夫じゃね?
なんて、好奇心の虫がうずうずし始めたのですが、
以前こんな感じで寄道した所、思いっきり道に迷ってしまい、
タイムオーバーで目的地に辿り着かなかった事がありましたので
ここも買い食いと同じく我慢我慢なのである。
(後で地図を見たら、雑賀城跡ではなく秋葉山公園・紀伊弥勒寺山城跡という場所でした)

しかし結構来たはずなのにまだ着かないとはどういう事よ?(もう30分位経ってます)
ただ真っ直ぐ行けばいいだけなんで迷いようが無いはずなんだけどなぁ…
と、ちょっと心配になり始めた頃にようやく突当りが見えてきました。

やっとか!

和歌山観光マップを出して現在地を確認。
ドン突きを左(東側)に行けば紀三井寺。
右(西側)に行けばお目当ての和歌の浦。もう目と鼻の先やん!

突き当りを右折して進んで行きますと更に突き当り。
ここを左に曲がればいよいよ和歌の浦に到着です。
(というか、この辺り一帯が既に和歌の浦なんですって。)

ちなみに、真正面に見える小高い山が雑賀城跡。
この時は全く気づきもしませんでしたよ。テヘ。

さぁて!もうひと踏ん張り!と自転車を漕いで行きますと…

景色が一変した!

パッと開けた先には海が見え、
入江には小島が浮かんでおりました。
あああああああああああああ!アメージング!
これはマーヴェラスとしか言いようが無い。
これこそ名勝と呼ばれるにふさわしい、素晴らしく美しい眺めだわ!と大感激です.


疲れも一気に吹き飛んだわ~。

これはあれだ。精神力が回復する景色やわ!(PC88版の維新の嵐)

だけど…
ここが観海閣、なんだよね?
観光案内とかで見た写真とは随分違うんだけど。と僕の頭の中はクエスチョンでいっぱいだ。
和歌の浦観光協会さんの写真を見て、海水浴場の砂浜に
ぽつんと建物が建っているだけと思ってました。
 説明を全く読んでなかった自分が怖い…)

 

 

自転車を停め、早速小島へ渡ります。
えー、小島に架かる橋が三断橋で、
島にあるお山が妹背山。
そして観海閣はその島に建ってるって事か。

妹背山から東側の紀三井寺もご覧のとおりバッチリ。

こちらは南側の景色、片男波公園。この後行く予定です。

そしてこちらが渡ってきた三断橋。

島をぐるりと回って行きますと…

丁度反対側に観海閣が有りました。
思っていたよりも恰好ええな。

観海閣…初代紀州藩主徳川頼宣が建てた、木造の水上楼閣。
頼宣はここから対岸の紀三井寺を遥拝していたと伝わる。
庶民にも開放され広く親しまれた建物であったが、
第二室戸台風の被害にあって流出してしまう。現在はコンクリートで再現されたものが建っている。

台風が来た次の日だった事もあって、
残念ながら観海閣の中は水浸しでした。

観光情報サイトに載っている側から撮ってみたよ!

これまた台風の所為か、潮はかなり満ちていて
砂浜はあまり出てませんでしたな。
でも、一応歩けるほどには露出が有って、子供ちゃんが下りてキャッキャウフフと遊んでいたので、
僕も一つ下りてみるかと思いましたが、これが思いの外段差が有ったので自重自重。
そして妹背山山頂に向かう階段も、結構濡れて歩きにくそうだったので、こちらもまた自重自重。

そうそう、島の北側に家屋が建っていたんですが、
そこは、あしべ屋妹背別荘という建物で、現在はイベントなどに使われているんですって。
公式のホームページが有りましたので、興味のある方はそちらでどうぞ。
パンフレットのPDFも置いてくれてますんで必見やで! あしべ屋妹背別荘公式サイト

島を一周した後は、気になっていた向かい側の山へ行ってみました。

 

近くにあった説明書きを読む。ふむふむ。
こちらにはその昔、芦部屋と朝日屋というお茶屋さんが建っていたんですって。
明治時代には料理旅館があって、南方熊楠先生が孫文とここで逢ったとか。
…なんか凄いぞ!
ってか、ここに建つお茶屋さん&料理旅館ってロケーション凄すぎますやん。
良い眺めだったんだろうなぁ…と心ゆくまでたっぷりと妄想した。

ここら一帯(和歌の浦全域なのかな?)にある
史跡などの説明が書かれた看板の見やすさ読みやすさは素晴らしかったです。

 

玉津島神社へお詣りに行った後、
次は片男波公園へ向かいます。

和歌の浦最高やわ!一目でお気に入りになりました!

 

(平成29年9月訪問)

観海閣
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 風光明媚とは和歌の浦の事を言うと思う。みんなにオススメしたい。
ヘンテコ度 ★★★★★ ヘンテコさは無い

 

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