飼育員さんの一言コメントが面白い水族館コーナー「和歌山県立自然博物館」前編(和歌山)

担当飼育員さんによるシャコ君の注目ポイントは…
ジャーン!まさかまさかの「美味!」。
あまりにも直球すぎて酷いw(でもシャコって美味しいもんね)

こちらのウロハゼ君に至っては「普通」である。
考えようによっちゃシャコ君より大分ヒドイかもしれない。
(ただ理由は凄く深い)

こんな見に来た人達を思わずプププっと楽しくさせちゃう
オモシロ解説を書いちゃう学芸員・飼育員さん達がいる博物館が
黒江にある和歌山県立自然博物館だ。
(シャコ君の解説なんて、水族館に行ったら誰彼なしに美味そうだわーって呟くと言われる
 大阪人でもビックリだ。ちなみにそんな事を呟く大阪人なんてほとんど居ないし見た事がない)

琵琶湖博物館、きしわだ自然資料館、大阪市立自然史博物館等々、
自然史系博物館には外れ無し(格言)、
ここ和歌山県立自然博物館もバッチリめちゃくちゃ楽しかったのであります。

温山荘園を見学後、
道路反対側に建っていたド派手なラブホに目を奪われながらも
(城みたいにでっかかったのよ)
海側に向かってずんずんと進んで行きますと
自然博物館に到着です。位置的にはほぼ温山荘園の真横でした。

 

自転車を止めて入口へ向かいますと、
そこにあったのが馬鹿デカいクジラの骨格標本。
…おおぅ、こりゃすげぇや。

全長9.6メートルもの大きさのカツオクジラさん。
すっげぇデッカイ!

クジラに度肝を抜かれた後、
入り口で入館料を払って館内へ。

エントランス部分にあった案内図がこちら。
近くには剥製が飾られていたり、水槽があったりとまさに自然史系博物館。
では早速、第一展示室へと進みます。

 

第一展示室 水族館コーナー

うはっ!いきなり水族館だーーー!(狂喜乱舞。水族館大スキ)
大きな水槽にはぐるぐる泳ぎ続けるお魚さん達がいっぱいで初手から大興奮です。

まず展示室入ってすぐの場所には、外来種の危険性を説明する為の
これ以上ない程凶悪な顔をしたアリゲーターガーが展示されておりました。
ぼかぁ学校でこういう講座を受けた事があるので実に興味深い。

外来種の次は「きらめく海の世界 和歌山県の海」というタイトルの水槽。
熱帯性の魚(説明書きより)がたくさん泳いでいて、
まるで宝石のようにキラキラで(ベタな表現だけど)とても美しかったです。
こういう機会でないと熱帯魚なんてじっくり見る事がないからなぁ、ホント楽しい。

そしてこちらは「黒潮の海」。

鯛や鯵などおいしそうな(←言うとるやんけ)魚が沢山ぐるぐる泳いでる中、
やはり注目はこの子でしょう!

キャワ!
この角度で見るエイは反則的カワイサだ!

 

「群れる魚」コーナーではイワシ祭が絶賛開催中でした。
すごい勢いでぐるぐる回っとる。

まだ入ったばかりの第一展示室でこの楽しさ。時間がどんどん過ぎていく。
ヤバイ。閉館時刻までに回り切れるだろうか?次の場所に間に合うのだろうか?

 

「沿岸の生き物」コーナーでは小さな水槽ごとに色々な種類のお魚さんが展示されていて、
こちらもまたキラキラ。。

そのまま道なりに進み、曲がり角を曲がると…うはっ!すげぇ!

まずは通路左側に注目だ。
こちらは「和歌山の海・魚の棲み家」という展示になっていて、
和歌山近海のお魚さん達がいっぱい泳いでおりました。
そんな中にこの子がいたんだなぁ…。

可愛い可愛いと聞いていたチンアナゴちゃん。
何気に初めて生で見るのですが…。

 

にょきにょき海底から生えていて、
上下ににょこにょこ一斉に伸縮する様は中々の気持ち悪さでしたw

 

個人的にはチンアナゴさんより、こっちの方がときめいたなぁ。
コバンザメのくっつき具合。

生で触ったらどんな感触なんだろうハァハァ…。
人間のおでことかにもくっつくんだろうか?さ、さわりてぇーーーー!(心の叫び)

そして通路の反対側の右側ですが、
そちらではこんなのがたっぷりと展示されておったのです。

マンボウ!

太刀魚!

ずらりと並ぶ、触って良しのコーナー。
食品サンプルやジオラマなどそういうのが好き人達には堪らないコーナーなのである。

 

サメなんか迫力たっぷりでしたな。
他にもカブトガニなんて珍しいものも展示されておりました。
あああああああ!自然博物館楽しすぎやで…。

更に進んで行くと、曲がり角の所には
学芸員さんの解説付きの体験コーナーがありましたよ。
泳いでるお魚さんを触ったり、子供ちゃんウッキウキでしたわ。

「いろいろな生き物」コーナー。
こちらが冒頭の面白説明書きのあった展示コーナーなんですが、
小分けにされた水槽には小さなものからヘンテコな生き物まで
それはもうたくさん展示されておりました。

 

説明書きを読まなければどれがどれなのかよくわからんかった。
ナンヨウツバメウオなんてかなりのヘンテコぶりでした。

流石の飼育員さんもネタが浮かばなかったんだろうと思ってしまった注目ポイントw
ハゼに対してはなぜか当たりがきつい自然博物館には萌えしかない。

この後は淡水魚や海水魚、ダムなど様々な生息環境ごとに
小分けされた水槽が続き、とても楽しく見学できました。
こういう風に分類されていると見やすいしわかりやすいし、
興味持ちやすくて素晴らしかったです。

そろそろ展示も終わりなのかなぁ…なんて思いきや、
実はまだ半分しか見ていないのであったという驚愕の事実!

次回、剥製やら鉱物やらそんなのがいっぱい!
ご期待ください。

(平成27年9月訪問)

 

和歌山県立自然博物館 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 楽しすぎるわー。
ヘンテコ度 ☆☆☆★★ 変な生き物もいるし実際に触って体験できるとか素晴らしさしかない。

入館料 大人470円
開館時間 9:30~17:00
休館日 月 年末年始

 

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