慈尊院参道にひっそりと建つ「信仰の館みろく館」(和歌山)

慈尊院の門を出たところで、そういえば!と思い出した。
…そうだそうだ。拝観券を貰った時に、信仰の館にも入れますのでって
受付の方が言ってはったよなぁ。だけどそもそも一体なんぞや信仰の館?

紀ノ川から慈尊院へと続く参道を少し下っていくと
ちょっと風変わりな建物がありました。(撮り方の所為でなんだか烏帽子のような形になった)
ここが信仰の館みろく館。慈尊院さんの寺宝を展示している資料館であります。

うーむ、慈尊院関連の資料館と知らなかったら、これは入りづらい感じだよね。
まず名前が信仰の館ってところでちょっと身構えてしまうもの。
入り口付近のまるで剣術道場のような佇まいにも気圧されてしまうし。

 

ごそごそと愛用のトートバッグ(曽我蕭白の雲竜図入りだぜ)を漁り
半券を取り出して玄関先へと進む。

おお!建物外観の無骨なイメージとは程遠い、建物内のぴかぴかさよ。
玄関入ってすぐ右手に受付があって(お寺の入り口みたいな感じ)半券を見せて早速上がります。
おお!(二度目)建物左側にはでっかい御所車がまるまる展示されていましたよ!
なんか曳山みたいな感じでしたな。

信仰の館では絵などのお寺ゆかりの品々が展示されていて、
大勢の来館者で賑わっていました。
2階にも展示があるとの事で、一階を見学した後に上がってみると、
おお~!2階もぴかぴかやで!

 

信仰の館みろく館は建物自体がそれほど大きくないので
見て回るのにそれほど時間はかかりません。
説明してくださる方もいらっしゃるので、慈尊院にお参りの後は寄ってみよう!

注意点
信仰の館・みろく館はいつも開いているのではなく、
慈尊院さんで行事などがある場合のみ開いているようです。
今回は丁度、秘仏特別開扉の時に来たので運よく入る事が出来ました。
なので入ってみたいと思う人は事前に慈尊院さんを要チェックだ。

 

外に出て、受付でもらった観光案内地図を見てみると…
え、えええええええ!すぐ近くにハコモノがあるじゃないか!?
紀州高野紙伝承体験資料館紙遊苑だと・・・!?
場所は、丹生官省符神社さんから少し行った先か。
…って、もう一回あの長い長い階段を上るのは無理だ。
なんとか誰もが納得できる行かない理由を考えながら
九度山駅の方へと向かいます。

よし!これだ。
また来るから今回は行かなくてもいいや。それに紙すき体験をすると他の博物館に間に合わないから。

 

(平成27年5月訪問)

信仰の館みろく館
おすすめ度 ☆★★★★ いつ開いているかわからないので。慈尊院はおすすめ!いいお寺!
ヘンテコ度 ★★★★★ 全くヘンテコ要素無し

開館時間 9:00~16:30 (この時は)
入館料 慈尊院秘仏特別開扉の半券で入れたので無料でした。

 

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