飲めば力漲りそうなネーミング、
清酒「金剛力」の酒蔵さんでも雛人形の展示をされていたので
ちょっと見学に立ち寄ってみたところ…
おお!
入り口近くに販売コーナーが設けられていて、
その周辺には色々と、面白い物や懐かしい品々が展示されていました。
中でもこのレトロなポスターが良かったなぁ。
(ポスターのこの女性は昔の有名女優さんなんかな?誰だろ)
風格たっぷりな外観の金剛力酒造さん、
蔵のマーク(?)の四股を踏むお相撲さんイラストがとても可愛らしい。
金剛力って名前にぴったりやわ。
さて、酒造を出て坂道を上がると十字路に到着しました。
「高取町家の雛めぐり」もいよいよ終盤戦。
残す所は、上小島ミニジャンボさる雛と清水谷絆広場ミニジャンボ親子雛ってのを見るだけなんですが…
果たしてどの道を行けばええんじゃろうか?とここに来て迷う。
右へ行く道の先を見てみれば、上り坂が続きどんどん住宅街の中へ行く様子。
真っ直ぐの道は、これまた急な上り坂が続く(確か高取城跡へ行く道だったよな)。
左の道は全く人の気配がなく、駐車場があるみたい。うーん。
あと、ミニなのかジャンボなのか、一体どっちなのかがスゴク気になるんだ!
貰った地図を出して、
どっちかなと確認しようとしたところ、
ありがてぇ事に、角に大きな地図がありました。
うん。とてもわかりやすいやね。
それなのにそれなのに…。
「よし、上小島ミニジャンボさる雛は左の方だ!」と
間違った道を選択してしまいました。テヘ。
…下の大きなイラスト地図を見たら一目瞭然なのに!
…公園の位置と郵便局の場所から考えれば間違え様が無いのに!
間違った原因を考えるに、どうやら地図は道に対して斜めに置かれていたので、
そのままの位置関係で道を当てはめてしまったらしいのですな。
(地図関連の仕事を長い事してたのに情けねぇ)
間違っている事に全く気づかず、ずんずん進んで行くと
更に人気のない山の方へと続く道路に出ましたので
これはどうも違う気がすると!と、ここでようやく気付いて、
慌てて引き返す事となりました。うむ。無駄足だったわ。
十字路まで戻り、気を取り直して次は真っ直ぐ道を登って行ったのですが
これが地味にきキツいんだなぁ!登るにつれてどんどん急な角度になってくんですよ。
ハァハァ…呼吸が乱れて波紋が練れない!状態になりかけた頃合いに、
左側に大きな大きな門の様な物が見えてきました。
…なんか前に見た事あるような気がするけど。
植村家長屋門。
前を行ったり来たりしながら見学している内にああ!そうだ!と思い出した。
ここは「昔の人は偉かった」で、くっすんらが来て紹介していた場所だわ。と。
…だから見た事あったんだなぁ。
大きな長屋門を通り過ぎ、
さらにずんずん坂道を登っていきますが、
なかなか雛人形の会場らしき場所は見えてきません。
それどころかどんどん山の中へ入って行くし、
民家もまばらになって行くしと、ほんまにあってるんか?
と少々心配になり始めた頃に、見えて来た!
こ、これは…
か、可愛すぎるだろ!
そして、ミニなんて付けなくていいんじゃね?ってな大きなお猿さんでした。
ここに来る間に、途中で何人も引き返して行く人を見かけたんですが、
勿体ないなぁ。とちょっと優越感。
さる雛をたっぷり見物した後は、
来た道を戻って十字路まで出、
次は住宅街へと続く道を進んで行きます。
先程よりも急な坂道(上ったり下ったり高低差がしゅごい)を
ぐねぐね進んで行くのですが、こちら側の地域では雛人形を見学させてくれる
お家が多かったですな。
軒先から見学出来るようにしていたり、専用の飾る部屋を作って開放し、
説明までしてくれるお宅まであったりと街を挙げて祭りを盛り上げようとする姿勢が凄かったですな。
高取町尊敬する!
十字路から結構な距離をヘロヘロになりながら進んだ先にあった
清水谷広場の雛人形もとびっきりのチャーミングさ。
以上、高取町家の雛めぐりでした。
そして、帰りの電車で再び行きの電車で一緒だった山登り集団のオッチャン達と乗り合わせ、
またまた、ぎゅーぎゅー押し競饅頭を味わうことになりましたとさ。
(平成28年3月訪問)
高取町家の雛めぐり 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 一日たっぷり楽しめます。
ヘンテコ度 ☆☆☆★★ 全体を通してなかなかヘンテコなのが多かったなぁ
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