国の天然記念物である玄武洞は
ガッツリ方言(但馬弁)で語る
見た目も厳ついその特濃なキャラクターでお馴染み、
ご当地ゆるキャラ「玄さん」のインパクト大な広報活動もあって、
関西圏ではトップクラスの知名度を誇る観光名所でございます。
城崎と言えばそりゃアナタ、
パッと連想して上がってくるのが
城崎温泉に蟹、マリンワールド、志賀直哉、そして玄武洞。
と、さらっと五本の指に入ってくる程の知名度なんですもんねェ。
個人的に
「行ったことないのに行ったような気になる場所」の
上位でもある玄武洞(それほど関西圏メディアに取り上げられること多し)、
でもよくよく考えてみると
玄武洞って鍾乳洞みたいなもの?
山の中だって…?ずっと海沿いにあると思ってた(←城崎マリンワールドのイメージで)
こんな風に玄武洞についての壊滅的知識の無さに気づきましたので、
丁度、向かい側に建つ「玄武洞ミュージアム」に入り、
玄武洞についての知識をある程度仕入れた後に、
道路渡って山沿いに南へ少々下って行きますと
無事、玄武洞がある玄武洞公園入口へと到着です。
…お!?この階段、なかなかの険しさのご様子。
これってもしかして結構な山の中まで入っていかないとアカン感じ?
と戦々恐々で階段を上がっていきますと
あっさりすぐに入口に到着して
ホッと安堵するのでした。
ってか、向こうの方に見えるのが玄武洞?
まだまだ遠く離れた位置からでもこんなに圧倒されちゃう感じなの!?しゅごい!
左側の大きめの建物は無料休憩所になっていて、
中を覗くとなにやらパネル展示が色々とある様子。
ちょっと気になるところだけど、休憩所だし後でまた覗いたらええかな。
何より、早く玄武洞を見に行きたい。
(後で知ったのですが中ではガイドさんを頼むことが出来ました。しかも無料だ!
但し、要予約との事。頼めばよかったなぁ…)
そして右側には観光客をお出迎えする玄さんのパネルがどーん。
これ、よく見たら顔ハメパネルやってんねぇ。
石の部分に穴が開いとることを写真を見て今更気づいたという失態。ぐぬぬ…。
受付はゲート前右手にあって、
その手前左手側には玄武洞公園の地図がありました。
この公園内の地図、実に淡い色使いで綺麗でした。
受付にて入場券を購入、
そして階段をえっちらおっちら登っていくにつれ、
目の前に段々とその雄大な姿を現す玄武洞に早くも我々の興奮は最高潮に近づくのであった。
うおおおお!こ、これは…!!!
想像できるスゴイの範囲を超えすぎちゃってて
まともにリアクションがとれねぇ。
何だか縮尺狂ってない?
そう感じてしまう程なにもかもスケールがでっかい玄武洞は
玄武岩の採石場で洞窟のようになったもの。
ナルトの木遁みたいな柱状の石が、
いろいろな方向にニューっと伸びている様は壮観。
柱状節理って言うんでしたよね。
つい先程、玄武洞ミュージアムでも説明読んできたのによくわかってないw
溶岩が冷えて固まった際に出来るもので、六角形になるとか云々やったかな。
まぁなんだ、見て美しく、心底すげぇわと思えるのでワイはそれで良しや!
(玄武洞公式サイトの説明が一番分かり易かった。節理=規則正しい割れ目 それが柱の形=柱状)
近くに寄ったり離れて見たり、
心行くまで玄武洞を堪能した後は、
人の流れについてって(方角で言うと北)次の場所へ移動…
したのですが、これがとんでもないミスだったことに気づいたのは
城崎旅行から戻ってきた後だったんだ…。
バカバカバカ!ワシのバカ!
なぜ玄武洞の南側の方から観光客が歩いてきてた事を思い出さなかったんだ。
それを見た時、ああ向こう側にも何かあるんかな?って思ったよな!?
暑さにやられちゃったてのかな?玄武洞の圧倒的存在感に中てられ過ぎちゃってたかな?
ぐぬぬ…
そんなこんなには全く気が付かず、
階段をフゥフゥ言いながら登って向かうのは白虎洞だ。
本日、曇り空とはいえ気温は優に35℃を超えて大変に蒸し暑く、
オッサン達の体力はもう赤ゲージ状態。
ふぅふぅからひぃひぃに変わった頃に…
着いた!
白虎洞は先程の玄武洞と違って、もうほんとコンパクト。
えッ…って思うくらいにちっちゃかった。
見学の順序的にはこっち先に見たほうが良いよねぇなんて同行者犬面さんと言ってたんですが、
ただコンパクトなだけあって、見易かった。
白虎洞の次は朱雀堂へ向かうのですが、
その通り道がまさかの通行止め…だと!?
マジかよ。まさかの見れないパターン?
なんてざわついたものの、この道が通れなかっただけで
一旦来た道を戻れば行くことが出来ました。
朱雀堂に到着。
朱雀堂はこちらの南朱雀堂と、
北朱雀堂の二つ。
先程の白虎洞と同じくこじんまりとした感じでしたな。
見学後は朱雀堂から出口へ向かっている道を進み、
玄武洞ミュージアムショップに寄って飲み物などを購入。
お腹もペコペコだし城崎温泉にもどりますか!
と出発しようとした時に丁度、玄武洞駅から来る
渡船を見ることが出来ました。
こりゃぁいいなぁ。次来るときは乗ってみたいものだ。
そうだそうだ。
何をミスってたか言ってなかった。けど、もう皆が皆お気づきの筈。
玄武、朱雀、白虎と続いたら、そりゃ四神の名がついているんだから
青龍も勿論ありますわな。その青龍洞を見逃してしまってたわけでして…。
場所は玄武洞から南側。
入り口付近の地図でも見てたし、人が歩いてきてたのも見ていた。
それなのに、それなのに…なぜその時気づかなかった!
ネットで色々調べてみると、青龍洞は玄武洞と同じくらい
おススメしている人の多い事!
写真で見ると柱状節理がとても綺麗なんだ。
うわーやっちゃったよ…。
あと、何気に無料休憩所のパネル展示も見忘れてたw
それと調べている途中に知ったんですが、
玄武洞公園は令和四年8月にリニューアルオープンしてたのですって。
それで案内の看板は綺麗だし、玄武洞の前の広場部分は見やすいように整備されとったのね。
ただそれに伴い、今まで無料だったのが有料になったとの事。
有料になったとたんに来たのか我々w
というか、今までずっと無料でこんなにすごいものが見れていた事に驚きだよ!
(令和四年8月訪問)
玄武洞公園 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 行くしかない。
ヘンテコ度 ☆☆☆☆★ ヘンテコというかとても不思議でした
入園料 大人500円
開園時間 9:00~17:00
休園日 12月29日~1月3日
コメント