タタタタ、タータッタ、タータッタタータ~♪
高取・町家の雛めぐりのメイン会場である「街の駅 城」に着くと、
建物前の広場から、あれま懐かし!ヒゲのテーマ(ヒゲダンスの時に流れる曲ネ!)が
流れて来るではありませんか。
うっひゃー。
あたしゃドリフで育った世代なので、このテーマ曲を聞くと体がムズムズしてくるんだよな~
すぐさまバケツに水をたんまりと入れて、ぐるぐる振り回したい気分になるよ。←20代以下置いてけぼり
でも、雛人形とは全く関係のないヒゲダンスが一体何故?
何かイベントでもやってるのかな?と、
手拍子鳴る方へ行ってみますと…
燕尾服とは正反対の衣装を纏った男子高校生が、
棒で繋いだ人形を操り踊っていたのです。
(川栄ちゃんのハステとワステと同じ奴ですな)
とてもこういう事をするような雰囲気では無い、
今風のシュッとしたイケメンボーイが一所懸命踊る姿は
何とも不思議。シュールだわ。
ところでこの人形、何て言うか知ってます?
ビージーフォー人形って言うんだって。これを見て初めて知りました。
ちなみにこのビージーフォーてのは、勿論モト冬樹さんが居た
あのビージーフォーとの事。
ハイ!豆知識!
んで、もう一つ疑問なのがこの仕丁踊りの仕丁って何よ?って事なんですが、
仕丁と言うのは雛壇の五段目に座る人形の事なんですって。
…うーむ、五人囃子までしか知らんかったわ…。
(ひな祭り文化普及協会さんの公式サイトが詳しいです)
ハイ!二つ目の豆知識!
しかしまぁなんですなぁ(小枝師匠風に)、
この高校生クン、踊っている最中はずっと切なげな表情だったんですが、
音楽に合わせた動きは実に見事でした。
ナイスな踊りだったぜ!ぶらぼー!
と、周りのおばちゃん達と一緒になって、たっぷり拍手の雨を降らせておいたぜ。
天段の雛の展示場所となっている雛の里親館は、
高校生が踊っていたステージの右側にある建物で、
外から中をチラっと覗いてみると…おお、こりゃすげぇわ。
天段の雛!
一体何段あるんだろう…と数えてみたけど、
すぐに諦めたぐらい、段数も多く大きかった。
ここでは解説のおじさんが居て
天段の雛について説明をしてくれます。
解説を聞きながら部屋の中の雛人形などを見ていると
あれ?変な人がいるぞ。
…よーく見てみると、椅子に座っていたのは人形でした。
あまりに自然に溶け込んでいて、一瞬何が何だかわけわからんかったです。
色んな場所に小ネタを潜ます高取町はステキ!
(平成28年3月訪問)
町家の雛めぐり(雛の里親館) 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ こっから中盤戦。
ヘンテコ度 ☆☆☆★★ 天段の雛は圧巻、群衆に紛れるお人形にも吃驚
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