長浜の通りには武者が潜んでいた。
北国街道のある一部分(黒壁スクエア近く)「武者隠れ道」と呼ばれる通りは、
隣家との境界が不規則に出たり入ったりしており、戦の時には武士が身を隠したらしい。
うむむ。確かに凸凹しているなぁ。
身を隠すのにはちょうどいい、絶妙なる凸凹具合だ。
この武者隠れ道では、「うだつが上がらない」の語源になっているうだつを見ることができた。
確か、うだつの上がる町として有名なのは、長浜のお隣である岐阜県だったはずだけど、
ここ長浜でも見る事ができるのはなんだかちょっとお得な気分がするなぁ。
とは言っても、ちょっと古い町並みのある場所へ行けば、たいていうだつを見ることができるはずなので、
レア感があまりないのは残念な所。
そうそう、武者隠れ道では、隠れている武者だけに気をとられてはならない。
武者の居る反対側に目を向ければ…。
隠れていない武者も居るのだから。
こちらの自転車屋さんの前に居た武者は顔ハメ仕様。
なぜか足元にはお猿さんがいて、名前もついていた。
絵柄も先ほどの武者達とは違うし、自転車屋さんのご主人が個人的に作った物なんかな?
だがこの日、自転車屋さんはお休みだったので詳細は知る由もなかったのだ。
曳山博物館を出て、次はどこに行くか考える。
すぐ近くには海洋堂ミュージアムがあるし、やっぱり寄っとくかなぁ。
観光客に大人気の海洋堂ミュージアムは、この時も人で溢れかえっておりました。
以前に一度入っているのだけど、めっちゃおもろかったんでもう一度入るのもいいかなぁなんて心が動く。
入館料は900円だけど、長浜浪漫パスポートのお蔭で気にせず入ることができるしなぁ…。
(注・普通に900円で入ると、フィギュアのオマケが貰えます。パスを使うとオマケはついてこない)
見れば見るほど入りたくなる。だけど、入ってしまうと余裕で2時間位過ぎてしまうからなぁ。
まだまだ見て回りたい場所は沢山あるし、ここは我慢だ。
腹も減ってるし飯の事も考えとかにゃぁならんし。
とりあえず先へ進む。
大手門通りの両側には飲食店が多く並び、昼食時の誘惑はもの凄い事この上なし。
こちらはめちゃくちゃ大きな椎茸が入るのっぺいうどんがあるお店。
前に食べた時に、あまりに大きな椎茸だったのに驚いて、
ランチ時のOLよろしく写真を撮っていたんだよね。
のっぺいうどんは優しいお味で美味しかったです。
椎茸はそんなに好きではないんだけど、余裕で全部食べられました。
今回も食べようかと思い、店の方へ行ったんですが、
残念ながら大行列ができていたので諦めました。うーむ、また昼抜きの予感!
アーケードを抜けて更にぶらぶら進んでいきますと黒壁ガラス館の前に出ます。
ここを北に曲がると北国街道に入り、まっすぐ進むと武者隠れ道だ。
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(平成26年8月訪問)
長浜武者隠れ道
おすすめ度 ☆★★★★ 長浜来たら見ていったらええでよ。
ヘンテコ度 ☆☆☆★★ 顔ハメがイイ感じです。友達と来てチャンバラごっこはアツいと思う。
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