君は十二単衣の重さを知っているか?「平清盛歴史館」(兵庫)

神戸観光マップを開いてみると、
次に向かう予定の「平清盛歴史館」は、現在地の神戸駅からだと
凡そ2キロほど離れた場所にある事がわかった。

確か其処ら辺りって大和田泊があったところだよね。
歩いて行くには微妙に遠い距離だけど(地下鉄に乗れば一駅先なんであっという間)
当時の人と同じように歩いて行って歴史の浪漫をたっぷりと感じてみたい。
なんて訳のわからないことを思ってしまった。

まぁ、道中色々寄ってみたい場所もあるし…。

っちゅうことで、一緒に神戸まで遊びに来た友人犬面さんを説得し、
大河ドラマ館を見学した後はそのまま西に向かって歩いて行く事となりました。
そしてまず最初に寄ってみたのが、横溝正史の生誕の地。

…だったのですが、
そこには旧家も何もなく(勝手にそんなのがあると思い込んでいたのでガッカリ感が…)
よくわからない碑があったのみ。それを見て無言で立ち尽くす我々。
横溝ファンの僕でこんな気持ちなんだから、友人の心中たるや推して知るべしやな。

その後ずんずん西へ向かって進んでいると、
途中でそれはもう酷い吹雪状態に。うぉー、風も強くて歩けねぇぞw
こうなると始まるのが恒例の責任のなすりつけあいだ。
「なんで歩こうなんて言ったんや。」
「お前も同意したやろが!」なんて。
そうこうしているうちに…

遂に到着、清盛歴史館。
なかなかど派手な感じですな。雪空に平家の赤が映えてます。

格好良い外観をした歴史館の前の広場はイベントスペースなのかな?
そういや近くで立っているお公家さん姿のイケメンは
きっと看板にも出ている神戸清盛隊(おもてなし武将隊)の方に違いない。

椅子に腰かけ待ってる人もいるってことは
そろそろ何かイベントでも始まっちゃいそうな感じで
これはかなり気になるところなのですが、
やはりここは先に歴史館の見学をしに行きます。(めちゃくちゃ寒いし雪がえぐい)
入場口でさっき行ったドラマ館で購入した2館共通券を見せいざ入場!

館内では出土した瓦や器、
楠・新田町遺跡の土層転写パネルなどが展示されておりました。
なかなか迫力があって興味深かったです。

客も多く結構な賑わいでした。

そんな歴史館で一番面白かったのが
こちらの体験コーナーだ!

十二単衣重さ体験、薙刀重さ体験、兜の重さ体験と
重さ体験のジェットストリームアタック!

まず十二単衣体験ですが、下から入って棒を肩にかけ、
一気にググっと上に持ち上げるのですが、これが結構な重さでした。(10キロ)
肩が痛いよりも腰やっちゃいそうな感じ。
こんなの着なあかんかった宮中の女官さんも大変やったんやなぁ。
なんて思ったものの、なんかの本で、
十二単衣を着ることはほとんどなかったみたいな話を
読んだ覚えがあるんだけど…。どっちが本当なんかな。

 

薙刀を持ち兜をかぶってタフィローズと化した犬面さん。
あまりの重さに歩くのすらつらいと言ってましたw

 

そうだそうだ、パネル展示で平清盛についてのものがあったのですが、
その中にすっごく気になるのがありまして…

清盛くんって一体何!?と騒然とする我々。

そこに載っていたのが清盛くんと言う、
なかなかインパクト大なご当地キャラ(?)でした。
どうやらこの歴史館からすぐ近くに居てるらしく、
この後行ってみることに。

見学も済み、出口へ向かうとそこに飾られていたのが大河出演者のサイン色紙。
深キョンかわいいっすよねぇ。

 

おまけ。

清盛隊によるステージイベントの時間を見ると、
始まるまでまだ大分間がありましたので、残念やけどみられへんなぁ…
と諦め、近くの色々な史跡などを回っておったのですが、
その途中、近くまで戻ってくると何やら音が聞こえたので慌てて見に行くと…
見れた!

キレッキレのダンスが素晴らしかった。
あと、GIONちゃんがころころと笑っててとても可愛かったです。

神戸清盛隊 公式facebook

(平成24年2月訪問)

 

大河ドラマ平清盛 歴史館(閉館済)

入館料 ドラマ館・歴史館セット券 大人700円
開館時間 9:00~17:00
開催期間 ~平成23年1月14日

 

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