廃人旅行舎グダグダ旅行記

ハコモノ巡りとマネキンジオラマの記録帳

能舞台に上がり、能面をつける能楽師体験。 「今重屋敷能舞館」 長浜旅行その4(滋賀)

time 2014/10/13

昼時を迎えた長浜黒壁スクエア周辺の飲食店は
どこもかしこもお客さんでいっぱいだった。

…何にしようかな?
…どこがいいかな?
…すいてる店は?

優柔不断をこれでもか!と存分に発揮してしまい、お腹をグーグー鳴らしながら右往左往である。

嗚呼!これじゃあまたいつもの如く、お昼ご飯は抜きになってまうで。
はぁぁぁぁ。どうしたもんじゃろか…としばらくの間考えるも、腹が減って頭が回らないよ!
…うーむ。とりあえず大通寺から参道を戻ってくる途中に見えたアーケード商店街にでも行ってみるか。
あちら側は通った事が無かったはずだし、そんなに混雑もしてなかったし。
ってことで、北国街道名物「武者隠れ道」をどんどん進んでいきますと、
堂々たる入口を構えた重厚な雰囲気のお屋敷に着きました。
(途中、アーケード商店街へ行く道に出たのだけど、なぜかそのままさらに北上してまいましてん)

造り酒屋だった町屋を改装して作られた、今重屋敷能舞館。
(読み方は、いまじゅうやしきのうぶかん。今の今までずっと「いましげやしき」と思ってました。)

…そうだそうだ!
ここって確か長浜浪漫パスポートの対象になってた施設やわ。
(長浜浪漫パスは1000円で対象の施設5カ所に入場料関係なしで入れるチケット!)
ここかー。ここにあったのか。すっかり今重屋敷の事、空腹で忘れてたわー。

もともと行ってみようと思っていた資料館(でええんかな?)早速、中を覗いてみます。
…ほほぅ。薄暗い室内、奥行きが凄く長い。鰻の寝床と言っていいくらい奥行きがある。
能に関連した施設という事だけど、土間のようになっていて
どこにも能楽っぽさが見当たらないのが不思議だな。
ただ入り口からずんずんまっすぐ進んだ場所には部屋があって、
その中がきらきら黄金色っぽく光って見える。
…一体なんだろ?
なんだかすっげー気になるな。

 

たのもーう!

「いらっしゃいませ、なんたらかんたら、ここはどうたらこうたら」
中へ入ろうとした途端、いきなり案内説明が流れはじめた。

ひぇっ!その音声テープのあまりの音の大きさにビックリだ。
(まだ入るかどうか決めかねている人にとっては、すごく出にくい感じになると思ふよー)
ちょっと中を覗いてみようとする人は要注意ですな。

中へ入ってあたりを見回し、受付を探してみるが…あれれ?どこにも見当たらないぞ。
ええ?どうすんの?
とりあえず灯りが漏れている、入り口からまっすぐ進んだ場所にある部屋へ行くしかないなと
奥へ奥へと進んで行きます。

屋敷内には酒瓶など酒に関連する展示物が並んでいて、
ここってほんとに能楽関連なの?と戸惑ってしまうアタクシ、
(この時点では元造り酒屋とは知らなかったので仕方がないのだ)
更に奥へ進んでいくと、ようやく灯りの漏れている部屋へ到着です。このお屋敷、すっげー広いわ~!
部屋の中へ上がると、美人のお姉さんが待つ受付が左手に作られていました。

「どうぞゆっくりご覧になって下さい」とのお姉さんの言葉を背に、いざ展示室へ。
心の中で、「能にはあまり興味がないのでゆっくりというほど時間をかけて見ないと思います。
五分コースですぐに出てきたらごめんなさい。」と謝罪しながらの入場だ。

いきなりお目見え、能の舞台!

5分コース?とんでもない。
今重屋敷能舞館では来館者の心をグッと鷲掴みする体験コーナーが初手から待っておったのです。

最初の部屋に作られていた2分の1スケールの能舞台。
自由に上がって記念撮影できるようになっていましたわ。
木の匂いが心地ええわ~。

さぁ早速記念撮影だ!
と行きたいところなんですが、こちとら残念ながら一人旅でして。
タイマーセットで撮影とかそんなこっぱずかしいことは出来やしない(というか操作方法わかんねぇ)。
それならば、と誰かに頼もうと思いましたが、生憎この時お客さんは僕一人だけだったし、
受付の美人お姉さんに頼むのなんて更に無理だわ!

それならばせめて舞台に上がって見得でも切ってみるか(それだと歌舞伎か)とか考えましたが
それこそそんなん一人でやってるところをお姉さんに見られでもしたら…。

次の展示室へゴー。
こちらでは能を紹介したパネルのコーナーや映像コーナー、
そして能面の展示などがありました。
…って、ん?
来た!体験コーナーだ!

1階にあった能面をつけることができる体験コーナー。
説明書きの能面をつけた写真が何とも言えないシュールな感じがしますな。
着用体験が出来る能面は二種類あって、つけて撮影してくださいと書かれていました。

だ・け・ど
一人でつけて撮影なんてとても出来やしないぜw
鏡があるので、能面を付けて鏡に向かって記念撮影すればいいんだろうけど、
傍から見れば狂気の沙汰としか思えないヘンテコな光景でしょうな。
もしそんな場面をお姉さんに見られでもしたら(二回目)

逆に、他のお客さんが能面つけて記念撮影してる場面に出くわしてもちょっと怖いよね。

何だか愉快になった状態で二階に上がってみると、
そちらでは華やかな能の衣装などが展示されていました。
他に能の舞台で使われる道具をミニチュアで展示しているコーナーがあったのですが
これがすこぶる良かったです。いやぁ面白かったなぁ。
体験コーナー以外は撮影禁止ですので、是非とも見に行ってみてくだされ。

今重屋敷能舞館はかなりのマニアックなハコモノだったので大満足でした。
入場料金は大人500円。長浜浪漫パスポートが大活躍だ(1000円で5カ所なのでかなりのお得さ)!

追記。能舞台や能関連の施設がある建物は蔵を改装したものとの事でした。
頂いたパンフを読んで初めて知った。そうそう、今重屋敷能舞館のパンフレットの出来は
すごく良くてお気に入りです。中のイラストが特に好き。

 

(平成26年8月訪問)

今重屋敷能舞館 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 能舞台に上がれる体験は滅多に出来ないと思う。
ヘンテコ度 ☆☆☆☆★ 能に関する真面目な施設ながら、能面つけ体験がすべて持っていく!

入館料 大人500円
開館時間 10:00~17:00
休館日 水

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