今井町の豪商が集めたお宝展示記念館を見学。紙半豊田記念館(奈良)

今井まちや館で貰った今井町マップを片手に、
東西に長く伸びる道を真っ直ぐ真っ直ぐ西へ向かって進んで行くと
重要文化財・今西家住宅の前に到着だ!

toyotakinen-7

ここ今西家住宅は、丁度、今井町の西の端っこの所に建っていて、
旅番組なんかでは一番初めに紹介される事も多い、今井町を代表する建物ですな。
(こないだの「おとな旅あるき旅」奈良・飛鳥編でもスタート地点として写ってたはず)

toyotakinen-6 toyotakinen-8

それはそれはもう風格のある立派な建物でして、
橋の手前から川越しに見る景色はとっても良いんですよねぇ。←写真撮り忘れたけどw
(たぶんテレビなんかで誰もが一度は見た事があるのでは!?
気になったアナタは早速グーグルストリートビューで確認だ)

周りの建物もイイ感じに古く、カメラ回せばすぐにでも
時代劇が取れそうな感じがステキとしか言い様が無い!

…さぁて、見学は出来るのかしらん?
と、入口の方へ行ってみますと、むむむ。案の定、要予約で御座いましたよ。
ただ、当日でも電話で連絡をすれば入れて貰えると書いてあったのですが、
生憎この時既に4時近くでしたので、流石になぁ…と断念。

とりあえず今井町の端から端まで歩いたし、一本、道をずらして元来た方へ戻るとするか、
と、
細い路地を通って筋を一本南下してから、東の方へ進んで行こうとすると…

toyotakinen-13 toyotakinen-12

角の所、と言うよりちょうど裏手と言った方が良いのかな。そこに資料館が建っておりました。
「紙半豊田記念館」
一体どんな施設なんやろ?


塀にたんまり貼り紙がありましたので、それらをふむふむと読んでいると、

館内に居た係りのオジサンから大声で「兄ちゃん見ていかへんか?」と壮絶に呼び込みを受けましたぞい。
おぅ!これまで色んな博物館に行ってきたけど、呼び込みされたの初めてやで!
と貴重な体験にニンマリです。

勿論、ハコモノを目の前にして入らないわけがないじゃない!って事ですぐさま入るつもりでしたが、
その前にこの立派な木を見とかなきゃならんでしょう。

toyotakinen-15

天にも届くと言っても大げさには聞こえない程大きな木。これはいいなぁ。
でも植木屋さんは手入れ大変だろうなぁ。

toyotakinen-17 toyotakinen-19

紙半豊田記念館では、古伊万里や茶道具他、様々な生活用品などが展示されておりました。
紙半と言うのは商家の屋号との事で、裕福な商家だったらしく贅沢な品々がイッパイでしたよ。
館内の様子&展示物は、紙半豊田記念館のサイトにたっぷりと載ってます 公式サイト

何気にツボだったのが、
第二展示館が工事現場や発掘調査現場感満載のプレハブだった事。
本館の豪華さとのギャップがすげぇんですよね。最初見た時なんじゃこりゃ!でしたわ。

追記:僕が行ったすぐ後の9月に、富本憲吉コーナーが作られたとの事。
陶芸好きな人はたまらんでしょうな。

 ちなみに僕は、富本憲吉、バーナードリーチ…。何度も心折られてます
(陶芸ようわからん。民藝ようわからん)

 

(平成28年8月訪問)

紙半豊田記念館 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆★★ 大きな木がお勧めだ
ヘンテコ度 ☆☆★★★ プレハブがじわじわ来ます。

入館料 大人 300円
開館時間 10:30~16:30
休館日 年中無休

コメント

タイトルとURLをコピーしました