廃人旅行舎グダグダ旅行記

ハコモノ巡りとマネキンジオラマの記録帳

食品サンプルを使ったハイクオリティ顔ハメ!「あずきミュージアム」(兵庫)

time 2014/12/30

香ばしい良い匂いが今にも漂ってきそうな、鉄板でジュージュー焼かれている御座候。
これ、全部食品サンプルで出来ています。横の入れ物にたっぷり入っている餡子。
これも食品サンプル。すくった痕の様子のリアルさがすげぇんだよな!
思わず指を突っ込んで舐めてみたくなる色艶の良さ。うほぅ!

これらリアルな食品サンプルを使った、御座候の製造・販売の様子を再現した顔ハメがあるのが
姫路の「あずきミュージアム」と言う博物館なんですが、
うーむ、もはや顔ハメのレベルを超えているよね…。
今まで色々な顔ハメを見て来たけれど、こんなにハイクオリティなものは初めてだよ!

これほどまでのリアルな再現具合なら、普通は顔ハメじゃなくてコスプレ記念撮影用にして、
制服を置いとくのだろうけど、そこをあえて顔ハメにしているところがすごく粋だと思う。

 

さてさて、「御座候」なんですが、これって一体なんなの???と思われた方もいるのでは。
御座候って関西方面だけで通じる名前なんですかね?
他の地域なら、今川焼や大判焼きと言う名前で売られている、
あのみんな大好きな焼き饅頭(?)のことなんですが、関西地域では
御座候と言う会社が販売していて、その製品名が御座候なのでございます。
(御座候のサイトを見たところ、中部や東海、関東にも出店しているようなので
意外とメジャーな名前なのかもしれない)

そんな御座候が運営するあずきミュージアムは、本社・工場がある姫路に作られております。
姫路駅から大体1キロちょっとくらいの場所なので、
それくらいなら歩いて行けば良いかな、バスを待つのもめんどくさいし…
と、線路沿いをとことこ歩いて行ったのですが、これが意外と結構な距離でした。
大体15分くらいかかったかなぁ。
線路沿いは殺風景な感じで、あまり歩くのが楽しくなかったっす。
それにちょっと歩きづらい場所もあったので、
歩いて行くくらいならレンタサイクルを借りた方がいいかも。
バスの本数も少なそうだったし。

まだ着かないのかよー。と思い始めた頃に、でっかい本社ビルが見えた!
堂々たる御座候の文字。さっそくいくでー!と駆け寄ったんですが…
あれ?入り口どこー?

中に入る場所が見当たらず、暫く辺りをうろうろするハメに…。
搬入口らしき場所はあるけどそこから入ると不審者になりそうだし…。
ん?ここから入れそうかな。ようやくの事、入口っぽいとこを見つけた。



間違いなく正面入り口ではなくて裏側の様だ(地図を見たらそうだった)。
初めて入るんだからやっぱり正面から入りたいんだけど…。
そうすると結構まわらなきゃならなさそうだし…。
ええい、入ってまえ!

恐る恐る中に入りますと、敷地内は木々が生い茂っていて、
綺麗に整備された庭が作られていました。

どんどん奥に進んでいくと、なにやら建物ががが。
最初に見たこの建物はフードコートのようで、中でたくさんのお客さんがもぐもぐしてはりました。
…ん?なんか看板があるぞ。

「本日の工場見学は終了しました」

…。

もともと工場見学するつもりじゃなかったけど、なんとも言えない気分になりますな。

お庭をぐるっと見回してみる。
んー静かで落ち着いていて居心地がいい。

んんん?池の向こうに何やらデッカイ建物が!

 

このデッカイ建物があずきミュージアム本館でした。

 

すぐさま中へと入ります。
マニアックな香りが漂う博物館だけに、
お客さん僕以外誰も居らずの貸し切り状態!ってのを期待していたんだけど、
先客がいて受付に並んでいましたわ。
この先客のオッサン達(敢えてオッサンと言う)、
やたら身振り手振りが大きく大声で話すので会話がまる聞こえだ。
写真撮らせてぇなぁ、なんたらかんたら…。
受付のお姉さん、かなり困惑気味に「基本は撮影禁止で可能な場所だけお撮りいただけますので」と
伝えていた。
更にグダグダ何か言ってるオッサン達(というかリーダーっぽいオッサンが)。
…もういいから早く中へ行ってくれ。

やっとのことオッサン達は中へ入り、入場券を買えた。
受付のお姉さんがすごく申し訳なさそうに、お待たせしましたなんて言ってくれたんだけど
かえってこちらが恐縮でございますよ。
そうそう、館内の職員さん(受付のお姉さんも含めて)なんだか不思議な制服を着てはりました。
縄文時代の服装を可愛らしくしたようなコスプレのような衣装でしたな。これは萌えだ。
あと、入館料は驚愕の1200円!
1200円。美術展なら安いくらいだけど、博物館でこの値段はなかなかのものだと思う。

パンフを貰い中へ。
すると、受付のお姉さんが追いかけてきて、
「先ほど、あずき博士が展示物の案内と説明を始めましたので、追いつかれたら是非お聞きください」
と教えてくれました。あずき博士?なんなんだろ?
すると近くにいた、さっきのオッサン、「それはぁいそがねばぁ」なんて時代がかった口調で走って行った。
うわぁ…サブいわぁ…。たぶん、友達とか居る前だからちょっと調子に乗ってはしゃいでしもてんねんやろうな。
あのオッサン、関西弁で言うイチビリやな。それより最初の展示見んでええんか?

 

あずき博士ってのがすごい気になるけど、展示物が面白そうなものだらけなので
追いついたらそこから聞けばいいだろうと、ゆっくり回ることにしました。

館内は凄く広く展示物もたくさん。
豆の歴史や、豆の種類、全国で作っている豆の産地とかこれでもかというほど小豆推し!
流石やで、あずきミュージアム!
途中タイムトンネルのコーナーってのがあって、
そこには豆を掬っている場面を再現しているマネキン人形があったんだけど、
そのマネキン人形の手がいきなり動いてびっくりしたんだぜ!

 

タイムトンネルを抜けると、パソコンで小豆の話を見れたり、
映像で小豆を紹介したりするコーナーがありました。
色々あるなぁと感心しつつ進んでいくと…。ん?何か聞こえる。

おおおおおおおお!あずき博士だ!あずき博士が解説してはる!追いついた!

博士が居る場所は円形の部屋になっていて、天井からは光が差し込んでいて凄く明るい。
部屋の中央には豆の模型が置かれていたんだけど、この模型、本物の豆の何十倍の大きさでできており、
ジャックと豆の木の豆バージョンを作ったらこんな感じのものだろうかと思ったくらいデカい。

ぐるっと壁一面には豆の生態の紹介と展示がされていて、あずき博士はそれらを丁寧に説明されてましたよ。
博士というからどんないかめしい、博士博士した人かと思ったら、
ふつうの優しそうなスタッフのおじさんだったのがほほえましかった!

この豆の部屋では、10人近くもの人が居てあずき博士の説明を熱心に聞いていました。
オーバーアクションのオッサン達も真面目に聞いてやがりましたよ。
姫路城周辺、大河ドラマやらで盛り上がっているのに、こんな町はずれのマニアックな博物館に
わざわざ来る人いるのかよ!と思っていたので、この盛況ぶりには驚きました。
そうそう、オッサン達とあずき博士による、マニアな内容の質疑応答には全くついて行けなかったです。

 

豆の部屋の次は、2階へ上がっていったのですが、
その上がっていく途中にはミャオ族に関する展示物などがあって、
どんどんエキサイトしていくあずき博士の説明がツボでしたわ。

一気に民俗学的な展示になってきたなぁ!(そういう展示は興味津々なのでオモチロイ)

階段を登りきると2階の展示室へ。
この2階には様々な体験ものがありました。

まず初めに、何だかキャッキャキャッキャと声の聞こえる方に向かってみると、
パソコンが置かれているコーナーがありまして、そこでは嬉しそうに子供ちゃん達が遊んでいました。
…何々。小豆妖怪とか、あずき博士とか云々。
めっちゃ楽しそうやな。ちょっとやってみたいけど…。
子供ちゃん達の占拠は続き、いっこうに退いてくれる気配がしなかったので後回しにすることにしました。
近くには、あずきに関連したおもちゃが置かれていて誰でも触って遊べるようになっていたり、
壁に貼られたパネルには世界各国あずきゆかりの料理紹介などもあってかなり面白い。

そのまま展示を見ながら進んでいくと…顔ハメがあったのだ!
館内は写真撮影禁止でしたが、この顔ハメだけ記念撮影してもオッケー。
いやぁ、冒頭にも書いたけどこれがまぁ凄い出来でしたわ…。

2階では小豆関連の民俗学的な展示がたくさんあって、あずきに関する民話や説話なども紹介されいて、
かなりのマニアックさでした。
これらの展示の中で一番興味をひかれたのは、日本の季節ごとの小豆料理の紹介をしていたコーナーなんだけど、
日本各地の様々な小豆料理が食品サンプルで展示されていたのです!
これが見ごたえたっぷりやったんやで!

階段の途中で見ることが出来たミャオ族のトーテムポール(?)には
2階から行くことが出来たのだけど、外は寒いから断念。(見に行っときゃよかった)

 

あずきミュージアムの展示コーナーは以上で、
見学後そのまま出口へ向かって進んでいきますと
途中にレストランがあって、そこではいろいろな小豆料理が食べられるようになってましたよ。
(どれも美味そうでした)

ぐるっと回って出口へ到着。(受付のとこだね!)
受付の奥にはミュージアムショップがあって、御座候のグッズもたっぷり!
文房具がとても可愛らしかったので友人へのお土産に思わず購入した。満足!

帰り際、折角なので本館へ入る前に見たフードコートへ寄って、
あつあつのできたて御座候を頂く事に。
出来立て御座候は外はカリカリで中はとろとろ(ベタな表現だな)で大変美味しかったです。

しかしフードコート、めっちゃ人おったなあ!
博物館に行かなくてもフードコートには無料で入れるのでお客さんも多かったようですわ。

…ん?なんか忘れているような気がするけど。
ああああああ!あずき博士認定ゲームをするの忘れてたぁああぁぁあああぁあ!

 

(平成26年1月訪問)

あずきミュージアム 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 入館料は高いけどかなりの面白さ。
ヘンテコ度 ☆☆☆☆★ マニアックな内容はヘンテコと言っていいかも!?

入館料 大人1200円
開館時間 10:00~17:00
休館日 火曜日

 

Pocket

sponsored link

down

コメントする




CAPTCHA


つぶやき



sponsored link

2018年9月
« 7月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930