廃人旅行舎グダグダ旅行記

ハコモノ巡りとマネキンジオラマの記録帳

うずまきぐるぐるな枯山水庭園。霊雲院臥雲庭(京都)

time 2017/06/25

知人から京都土産で頂いた、
薫玉堂の防虫香をすっかり使い切っていた事に気づいた梅雨の或る日。

あれほど大量に貰ったのに…一体?(50個入りの箱2つもだよ)
と、あまりの減り具合の速さに心底不思議に思ったんだけど、
よくよく考えてみれば、花咲か爺さんや水戸泉(古ッ)もビックリの勢いで、
鷲掴みしてはそぉうれぃ!と本棚やタンスの中に威勢よくぶち込んでいたもんだから、
そりゃぁ至極当然ですわね。

いくら防虫香の香りがとてもええ匂いで、めちゃくちゃ好みだったとはいえ
流石にこれはちょっとやり過ぎたなぁとおおいに反省だ。
(「なんだかカレー屋さんみたいですね。」って、淡い恋心を抱いていた女の子に言われてしまう程、
マイジャージにはスパイシーな匂いがたっぷりでござる。たぶん丁子の香り?)
お蔭で虫は全然寄りつかなかったけど、女の子まで完璧に防いじゃうとは…←それは全く別の問題

…まぁいい。
切らしてしまったのなら買いに行けばいいじゃないか。
丁度何処かへ行きたいところだったから、良い理由が出来た。
あああああ!梅雨空に悶々とし続ける日々にはもう飽き飽きなんだよぅ!

で、京都は西本願寺前に在る薫玉堂へ行く前に
ちょこっと寄ってみたのが東福寺の塔頭、霊雲院でございます。

秋の行楽シーズン時にはまるで地獄の様相を呈する東福寺ですが
(紅葉を見ようとしても人の後頭部しか見れない)
梅雨真っ只中のこの時分は観光客もまばらで至って快適。
…達人は(何の?)梅雨時に青紅葉。これだよこれ。
なぁんて通ぶってとことこ歩くのだ。

 

さて。
今回のお目当ては、案内の看板にも書かれている「臥雲庭」というお庭。
作庭家・重森三玲先生が作った枯山水庭園ですな。

重森三玲が作った庭と言えば、
十字架をモチーフにしたり幾何学模様をとり込んだりと
日本庭園の枠にとらわれない斬新なデザインで有名なんですが(←あってる?)
この臥雲庭もなかなかの尖がり具合の様で、渦がマキマキまいとるらしいんですよ!
ぐるぐると庭一杯に!

あああ!これは楽しみだ。たぶん、いやきっと、
これまでに見にいった三玲の庭と同じくわけわからん気持ちをたっぷりと味わえるだろう
(いつも全く理解できずに口アングリなのだ。それがまた楽しい)
とウッキウキな気持ちでいざ拝観です。

 

中へ入り、まずは受付でお寺の方から寺の歴史や見所、展示されているものなど
色々な説明をして頂きました。
ほほぅ…このお寺は西郷さんが密談に使った場所なのか。

展示物をたっぷり見学した後、庭の前にどかっと腰を下ろす。

九山八海の庭。重森三玲が復元したお庭。
丁度タイミングがよく、僕以外の参拝客はいなかったので独り占め!貸し切り状態です。

庭の中心にあるのが、何かの本で読んでて知ってた遺愛石。
ほほぅ、これが遺愛石か。と、わけもわからずふむふむと感心しておいた。
確か細川の殿様が、住職に俸禄を与えようとしたときに、修行の邪魔になるから
代わりに庭に置く石をくれって言ったんだったっけかな。

素人感想ですがこのお庭、日本庭園っぽい感じが全くせんかったですわ。
木々が豊かに茂ってて、色彩も鮮やかで、禅寺なのに緊張を強いるような感じが全くなかったです。

さて、お次は楽しみにしてきた、臥雲の庭。
渦渦ですぜ。渦。

渦ッ!

何とはなしに落雁みたいだなぁと思いました。
あと、伊藤潤二とナルトを思い出したのは言うまでもない。

 

(平成23年6月訪問)

霊雲院「臥雲庭」 東福寺公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆★ 静かで落ち着いた雰囲気。のんびりと過ごせます。
ヘンテコ度 ☆☆☆★★ 重森三玲の庭はヘンテコだと思う。

拝観料 大人300円
拝観時間 9:00~16:00
休日 不定休

 

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