上様が大暴れした時代劇のロケ地!「好古園」後篇(兵庫)

いつの間にか団体客の中に取り込まれてしまい、
見ず知らずのオジサン達と一緒にお庭を見て回る羽目に(観賞スピードが同じくらいだった)。
…嘘でしょ!?
足早に一群から抜け出し(色々いじられる気配プンプンだった)、次なるお庭へと向かいます。
さあ、好古園後半戦スタートです!

苗の庭を出た先は、ちょっとした広場になってました。
左には茶室、正面に進むと「流れの平庭」。

 

おお~、なんか武家町に迷い込んだようだわ。
ここら辺一帯、まるで江戸時代にタイムスリップでもしたかの様な
雰囲気に気分も高まります。
僕が主人公ならば、塀の上から突然刺客が襲ってきたりするんじゃね?なんて、
妄想をたくましくしながらムフフと笑っていると、
近くに居たおっちゃん、何やねんコイツ?ってな感じの変な顔で見つめているではありませんか!?
ううう…、恥ずかしい所を見られてしまった。

とりあえず「流れの平庭」と言うネーミングが一体何を表しているのかすごく気になるので、
そちらから行ってみる事にしました。

流れの平庭。

このような造りになっております。
たぶん川の流れから流れの平庭なんだろうな。

 

所々に咲いていた花がとても綺麗でしたな。

「流れの平庭」を進んでいくと、いつの間にか「夏木の庭」へ入り込んでました。
「夏木の庭」ではまだ残っていた紅葉を、近く居たカーネルサンダース似のオジさんと
仲良く観賞です。
お互い、「こいつわかってんの?」みたいな感じで目が何度も合った事をここに記す。

庭内、どんどん進んでいきますよー。
次は「松の庭」、そして「花の庭」と続きます。

花の庭は、冬だっただけにちょっと残念な感じでした。

…しかし、好古園広いな。というか広すぎやしないか。
妙心寺や大徳寺並に広すぎな感じがする。
それぞれの庭を塔頭寺院だと思えばぴったりなのではなかろうか。

まだまだ続くぞ、好古園。
お次は「築山池泉の庭」だ。

 

「築山池泉の庭」は広々としていて、
時代劇で上様(松平健)が散歩している庭にとても良く似た気がする。

門をくぐった先、右側にも庭が続いていたのでそちらへも行ってみると…。
おおお!竹の庭!すごい。これは凄い!
ここはすごく良い!

 

見渡す限り竹竹竹!
案内を見ると様々な種類の竹が植えられているとの事だ。

黄緑に包まれる世界。いやぁいいわー。ここ、すごく癒されるわー。

とても静かでね。風が吹くたびに竹の葉が擦れる音が聞こえてきて心地いいんだわ。
夏ならとても涼しげでええんやろねぇ、なんて思いました。

竹の庭を堪能した後は、築山池泉の庭へ戻って門を出ます。
後は出口へ向かって移動するだけなんだけど、その出口へ向かう道が…。

これまたイイ感じなんだよなぁ。

このきりっとした格好良さに、いつの間にか背筋がしゃんとなってました。
ちなみに頭の中では好きなあの時代劇のテーマがエンドレス状態である。
ジャージ姿だけど、すっかり気分は着流しのお侍さんやで。

鼻歌交じりでこのまま進んで行くと…

一番初めに入った、お屋敷の庭の門に到着です。お疲れさまでした。
なんやかんやで好古園には1時間以上はいましたな。
花の見頃の時期に来てたらエラいことになりそうだ。

こちらは受付で展示されていた、
季節ごとの美しい好古園の風景写真。
良いタイミングで来ればこんなにステキな景色が見れるんだぜ…。

それにしても好古園良かったわ~。近くにあったら頻繁に通ってることでしょう。
また姫路に来たら寄ってみようっと。
…って、ん?なんか忘れてるような気が…

あ!茶室見るの忘れてた…。

 

(平成26年12月訪問)

好古園 公式サイト
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ 時間に余裕を持って見に行きたい。
ヘンテコ度 ★★★★★ ヘンテコ要素は皆無。

入館料 大人300円 姫路城との共通券もあるよ!
開館時間 春~夏 9;00~18:00 秋~冬 9:00~17:00
休園日 12月29日・30日

 

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